藏原潔司の映画道。「今やらずして、いつできる!?」 -201ページ目

湊中学校周辺の津波跡(石巻市開催1日目)

にじいろシネマで被災地に訪れる度に目の当たりにする事があります。

津波によってつけられた傷跡はいまだに回復していない事です。









石巻市では道路のがれき撤去は完了しているようですが、
まだまだ道ばたには多くのがれきや廃車が散乱していました。
道路の信号機も電気が通っていない箇所がいくつかあり、
警察の方々が自動車整備に追われていました。暑い中、お疲れさまです。

どこへ行っても汚臭がしますし、ハエが尋常じゃなく飛び交っています。

いったい多額の義援金はどこへいっているのでしょうか?

まず100%被災地に届けずに懐に差し引いている義援金グループも
少なくないと思います。
そして、集まった義援金を何に使うか、
誰に渡せばより良く活用してもらえるのか、
明確になっていない事も原因にあるのかと思います。

多くの義援金や支援が停滞してきていると聞きます。
現地へは届いていません。


あまりの復興が進んでいない状況に只々苛立ちを感じます。

今では全く、被災地の映像をテレビ放送で見なくなってしまいました。
いや、もう僕はほとんど全くテレビを見ていませんが。


映画上映会1日目の湊中学校です。一階はこのように

荒れきっています。避難者の方々は

2、3階のエリアで生活されているようです。



津波の跡が柱にくっきり残っています。

地元の方の話によると、

地震発生の約20分後くらいに第一波が来て

膝の位置まで海水が来たそうです。

その10分後には大人の慎重を超える高さで第二波が押し寄せ、

その5分後には第三波によって5メートル近くまで

水かさが上昇したそうです。


柱を見ると1、2、3波の状況がとても良く分かります。

当たり周辺はとても広々しているのに、

周り全体が5メートルも水没したと思うと、

とても恐ろしい光景です。

一階建て家屋ではまず助かりません。ほとんどの家が大破してます。



湊中学校一階の教室。


一階廊下。



書物を積み上げた本棚。



靴箱。




津波跡地で今も暮らし続ける人達の事を知って下さい。

荒れ果てた街の中で、とてもつらい生活に毎日耐えています。

なんとかして普通の生活ができるようにと日々努力されています。


津波被害地の中で映画上映会を行ってみて、改めて痛烈に

復興への道のりの長さを感じました。

しかし、石巻市で僕が出会った方々はあきらめていません。

戦っています!


つづく


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