窓を見たとき雨が降っていた。
ついさっきまでは不愉快なまでに気温が高く
気が遠くなりそうななかネギまを食べていたのだが、
気づけば空は暗くなって冷たい水がぽとぽと落ちてた。
ぼくは
こっそり家を抜け出した。
理由はとくにない
ただ単に外に出たかった、それだけ。
外に出てみるとさっきのことが嘘のように世界が一転していた。
それがなぜかどうしようもなく嬉しくて近くをウロウロしていた。
とある場所、若い女の人がたくさん群れているところを見た。
そこでぼくにとって新しい言葉を聞いた。
「まじありえないんですけどぉ~」
「げきおこぷんぷんまるぅ~」
「ギャハハッハハッwwwウケルーwwwwギャハハッハハwww」
「きゃっぴるん♥」
―意味がわからなかった―
一口に言葉、といってもたくさんのものがある。
世の中にはたくさんの言語がありそれぞれの特徴がある。
彼女たちが当たり前のように話す言語は、どこの国のものなのだろう?
帰ったらキドに教えてもらおう。
そう思いながら人気のない道を一人寂しく歩んだとき、
ヒビヤもつれてくればよかったと少し後悔した。
そのあとキド怒られたってさ。
「「ごめんなさい」」
