
ジェイ・グルスカ
1984年のアルバムです。
邦題『カフェ・グルスカ』。
マクサスのリーダー、
ヴォーカル兼キーボードとして活動後、
発表されたこのアルバムは、
彼のソロとしては、2作目となります。
80年代らしい音づくりの作品で、
キャッチーでかっこいい、
ロック寄りのAORサウンド
が展開されています。
ややハスキーな彼の歌声は清涼感ある響き、
シンセ系の音色は懐かしさを感じるサウンドながら、
なかなか心地好い。
一部の楽曲で耳に入ってくる
打ち込みのようなサウンドだけは、
少々いただけないかと思います。
いずれにしても、、
楽曲のさわやかさは充分、
もちろん高い透明感も感じられる
完成度の高い作品だと思います。
マイケル・オマーティアン、
スティーヴ・ルカサー、マイク・ポーカロ、
そしてマクサスで共に活動したマイケル・ランドゥ
など、その他、豪華な面々の参加によって、
このアルバムのサウンドが支えられていると思います。