
おはようございます!
ゴードン・ハスケル
1969年のファースト・アルバムです。
ゆったりとした雰囲気の中にも、
どこか哀愁が漂う英国らしいサウンドが奏でられています。
ストリングスが全面的に取り入れられた音づくりとなっていて、
どこか憂いのある彼の歌声、
アコースティックギターやフルートなどの響きと
絶妙に絡み合いながら、
ドリーミーで、まろやかな音の世界が作り上げられています。
60年代ポップスのような味わいのサウンドで、
傑作と言われるセカンド・アルバムとは、
かなり方向性の違うサウンドが展開されていますが、
こちらも素晴らしい作品だと思います。
ちなみに彼は、このアルバム発表後、
キング・クリムゾンに、
リード・ヴォーカル兼ベースとして加入、
アルバム『リザード』と『アイランド』を発表します。