
ハース・マルティネス
1977年のセカンド・アルバムです。
独特のリズムで小気味よくカッティングされるアコースティック・ギターの響きは、やはり気持ち良い。
豪華な面々が参加しているバックの演奏も、
リズム感溢れ、切れのあるサウンドを聴かせてくれます。
彼のギターのリズムとも息はバッチリ、一体感のあるサウンドです。
ジョン・サイモンのプロデュースということで、
実に多彩な音を配した音づくりになっています。
帯の解説のとおり、『マジカルな音楽世界』だと思います。
表情豊かな歌声は、
幾分ダミ声の傾向が強くなっているので、
好みの分かれるところかと思います。
聴けば聴くほど、
味わい深さが出てくる作品だと思います。
しかしながら、
初めて聴かれる方には、
やはり、ファーストをお薦めします。