
こんばんわ、いよいよ雨降ってきました。
エスラ・モホーク
1974年のアルバムです。
彼女はフランク・ザッパに見いだされ、サンディ・ハーヴィッツとしてデビュー作品を発表していて、このアルバムは通算3作目になります。
一聴すると歌声自体は、ナチュラルで、キャロル・キングにも通じるところもあるように思います。
しかしながら、楽曲はもちろん、彼女のヴォーカルスタイルからか、アルバム全体にはアーシーな雰囲気が漂っています。
ただ、単に泥臭いというわけではなく、ジャズやブルースなど様々なエッセンスが入り混じった独自のヴォーカルスタイルで、ある意味洗練されているといえるのかもしれません。
他ではなかなか味わえない魅力を感じます。
また適度なメロウさもあり、そのあたりのバランスがなんとも心地好く感じる1枚です。
大地を感じるようなジャケットも私好みです。