社長一年生 第四十六話
電話がなりはじめた
月末…
都会に一人で住むと無性に寂しくなる事があります
半年に一回くらい片っ端から女の子にメールを打つ
何人かしかメールが返ってこなくて余計寂しくなる
次の日はもうメールなんていりません
結局思い出すのは過去の女
もう思い出したくない
会いたい
情けない男だ
仕事に人生を捧げたはずが、お酒を飲むとこんな感じです
結局最後は
愛だよな愛…
社長一年生 第四十五話
今は会社を経営する事がかなり楽しい
今までの仕事人生の中で群を抜いて楽しい
仕事以外ならどんな失敗をしてもいいとさえ思うほど…
私腹を肥やす事なんか今は俺の頭にない
会社を大きくしたい
ただその一心である
出来る事なら上場も考えられる会社を創ってみたい
夢は毎日膨張していく
今まで絵空事だった夢も不可能ではないと心から思える
こんなにも起業って楽しいものなのか
成功、失敗、喜び、苦しみ、感動、幻滅、毎日が絶頂と落胆の繰り返しだけれど
ただ、
未来はいつだって希望に満ち溢れている
誰かにやらされているのなんか仕事とは言えない
それは経営者にも社員にもバイトにだって言える事だ
俺は今、生まれて初めて仕事をしている
社長一年生 第四十四話
帰省すれば
蛙の声が遠く聞こえ
エアコンよりも扇風機の方が心地いい
純粋な友人達は遊びに本気になって
俺も本気になる
地元で暮らすのならどんなに楽だろう
金の動きを知らなければどんなに純粋に生きられる
でも俺は地元を飛び出したし、知ってしまった
大海を知ったところで蛙は蛙
本当に帰る場所なんてもう何処にもない
今はただただ遠くに見える地平線に向かって泳ぎ続けるだけ
蛙にとって海は広すぎると判っていたとしても
蛙の声が遠く聞こえ
エアコンよりも扇風機の方が心地いい
純粋な友人達は遊びに本気になって
俺も本気になる
地元で暮らすのならどんなに楽だろう
金の動きを知らなければどんなに純粋に生きられる
でも俺は地元を飛び出したし、知ってしまった
大海を知ったところで蛙は蛙
本当に帰る場所なんてもう何処にもない
今はただただ遠くに見える地平線に向かって泳ぎ続けるだけ
蛙にとって海は広すぎると判っていたとしても