2度目のセッション見学キラキラ
前回の見学でもお世話になった先生の、知り合いの音楽療法士の方を紹介していただいて、見学ということになりました!

地域の建物の多目的室で行われていました。


・普通校の特別支援学級へ通う
小学校低学年4名

・養護学校へ通う小中学生3名

・養護学校へ通う高校生2名

の、3つのセッションを見学させていただきました。


1つ目の低学年のグループでは、普通校の特別支援学級に通うということで日常的な会話ができる子たちだったので、明るく楽しく元気な、笑顔あふれるセッションでした。

その次の養護学校へ通う子達は、1人の女の子は結構お話してくれる子で、楽器もセラピストが指示したように上手にやってくれる子でした。
1人男の子は、椅子の並び方がいつもと違うのが落ち着かなくて、ずっと並べかえ並べかえ、どうにかならないものかとやっていました。

もう1人の男の子はずっと興奮状態で部屋中を走り回って汗びっしょり。
セラピストの方が、私たちも疲れるけど本人はもっと疲れちゃうからね…と、クーラの温度を下げ優しく声をかけていました。大事なのは障害を理解することじゃなくて、どんな人なのか知ろうとすること。改めて思いました。

3つ目のセッョンは、2人とも高校生なだけあって落ち着いていて大人な雰囲気!私も一緒に参加させてもらって楽器を鳴らしたり、体を動かしたりしました。


全体を通して思ったのはやっぱり、始まりの歌とさよならの歌は毎回決まったものなので安心するらしく、とても落ち着いていてスムーズだったこと。

それと、障害や診断の名前によって特徴があるわけではなくて、それぞれの性格、こだわりがあることを忘れちゃいけない!

グループセッションではお互いが良い刺激となって成長の度合いが高まる場合と、例えば悪ふざけをしてしまうとか、相性が悪くていつも喧嘩になってしまうなど、悪い影響を与えてしまうこともあります。

良い方向のセッションであったとしても、それぞれの目標・目的があるので、セラピストはグループ内1人ひとりを観察していかなければなりません。難しい!


音楽療法と言っても幅が広いし、まだまだこれからの世界。音楽の効果は認められていても、音楽だけの効果じゃない。人間が、音楽で。そこにすごく魅力を感じています(^^)

今回は、音楽療法技法の授業で隔週(だいたい1週間ごと)来てくださっている先生に相談し、その先生がずっとMTをしているという施設への見学をさせていただきました。

障害のある幼児から高齢者までが寮で暮らしている、とても大きな施設。施設内に養護学校や作業所もあり、一生をその施設で暮らす方もいるそうです。
もちろん外部から学校へ通う方や、外へ仕事をしに出ている方もいます。
そこで行われている音楽療法(Music Therapy=MT)を見学させていただきました。

午前に幼児のMT、午後に成人(精神障害者)のMTと、高齢者の寮を見学させていただきました。

幼児のMTでは、子供が集中できる環境をつくるために

部屋のカーテンをしめる
⇒人が通ると気になってしまうため

アップライトピアノを黒い画用紙で覆う
⇒自分の姿をうつして遊んでしまうため

棚には鍵をかける
⇒開けて遊んでしまう。また、開けて注意されたり怒られてしまうことを事前に防ぐ

などのさまざまな工夫がみられました。

授業で現場の話を聴いたり実際のセッションのビデオをみせてもらうことはよくありましたが、実際自分の目で見たら全然違うんだろうと思っていました。

ところが、ビデオをみるより逆に自然で、感想すら思い付かず戸惑ってしまいました…

準備不足だったと思ってます。でも経験の問題もあるとポジティブに考え、次の結果へ至りました。

ビデオでは問題行動のある一部分を抜粋してみることがほとんどだから、対象者か部屋に入ってきて、音楽療法が始まってから終わるまでの具体的な流れをみたことがない。

つまりは全ての流れをみているからこそ受け止めやすいんじゃないかと。
例えばビデオでものすごい荒れ狂ってる障害者を見たらただ怖いと思うかもしれないけど、その場にいたら何か起こりそうな予感とか、きっかけとかわかるのかも。わからない場合もあるけど…


と、とりあえず先生に話してみたら、 周りのセラピストや職員さんも慣れていて、多少暴れたり騒いでもいつものことって構えてる姿勢があるからってことを言ってくれて、私が感じたのはそういう空気感かひらめき電球と思いました。


その日の午後の成人のセッションでリーダーをしていた方は、他音大で音療を教えているそうで、そうやっていろいろな人に出会えること、つながりが広がっていくこともまた音楽の魅力だと改めて思いました。