月影卓也 Epique et Dictature

月影卓也 Epique et Dictature

Artist活動の記録や自身の想いを綴ります。

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約1年半ぶりのリリースされました 

Heretique Aventure 2nd Single
「恐怖演劇演目シリーズ①」 

収録曲
1.少女のデスマスク
2.新世界
3.悪趣味な博士の人体実験




2nd Mini Albumを2019年4月にリリースして、沢山のLiveで楽曲を表現してきて、新型コロナウイルスの影響で自粛を余儀なくされ、世の中の音楽市場の現状をよく知る事が出来た上で、今は配信と言うのが1番有効だと言うのがよく分かり、今回から配信をメインに楽曲をリリースしていく事に決めた。 


いくつかの楽曲が去年の段階で出来上がってはいたんだけど、世界観がバラバラ過ぎてどうリリースしようか迷ってて、最初は過去の楽曲を総括した1st Albumとしてリリースしようとしてました。 


だけど、自分がリスナーとして捉えた時に、「やっぱ新しい曲聴きたいよな」って感じて、それを踏まえたら新しい曲で構成させた作品にしようと思い、3つの世界観で統一させると言うコンセプトでSingle3ヶ月連続リリースを決めました。 


まず今回はその第1段
早速解説していきます。 


1.少女のデスマスク
グランギニョル劇場で実際にどんな内容のアングラ劇が行われてたか...
当時第一人者の脚本家アンドレ•ド•ロルドの作品集を改めて見てみて、精神医学に通じる内容が多い事が分かる。 
例えば、キチガイじみた精神病院が舞台だったり、その医者が巻き起こす惨劇だったりとか。

この内容は、3曲目の「悪趣味な博士の人体実験」にも通じていくんだけど、SNSや配信でどれだけ語っても、音でその世界を表現出来ないと意味がない。 
と言う意地が今年の前半ぐらいからあって、どうしてもインストで挑戦したくて、この曲が生まれました。 

歌を入れずに完成させるつもりでしたが、語り的なセクション入れたいなと思って、急遽ストーリーを考えて、それを英訳してみました。 


サウンド的にはホラー映画のサントラかと思える雰囲気から、いきなりインダストリアルに変わるので、なかなか革新的な展開が出来たかと。 



2.新世界 

この曲は去年の夏ぐらいに完成させた曲で、お客さんから人気の高かった楽曲。
ようやくリリースしました。 
最初ブラスを使った豪華な曲が描きたいなと思って、そこから映画の「パージ 」の一晩だけの殺しゲームと言う世界観を受けて、完成させました。 

構成が複雑で、Gtアレンジも素晴らしい、イントロのブラスフレーズは理論から外れてるけど、あえてやってみてしっくりきた奇跡の曲です。 
色んな音楽性がMixされてます。 


3.悪趣味な博士の人体実験

コロナの自粛期間中に完成させた曲で、2年前に発表した「Grand Guignol Theater 」の世界をもっと深めたいと言うコンセプトの元、作りました。 
歌詞のイメージはモロ、マッドサイエンティストです。 
そして、精神病院で頭がおかしくなった人を表現したかったので、ファルセットだけで歌ってるセクションも作ってみました。 

サウンド的には、今のV系ぽいのではなく、昔の音楽からのインスピレーションを活かそうという事で、ドラムの音色やBassのフレーズもそれっぽくしてみました。 


と3曲とも超オススメです、リンクはこちら