なにを言い訳にしたくないのか

言い訳にしたくないもの。

それは、「仮面浪人であること」です。

さらに言えば、仮面浪人であるがゆえに、時間が無いという言い訳をしたくないことです。

確かに、大学の授業や課題、レポート、中間テストや期末テストに割かなければ時間が相当数存在します。

しかし計算したところ、スキマ時間を活用すれば、現役生よりも勉強時間を確保することができるということが分かりました。


24時間の生活例(高校生:現役生)【平日】

-06:00 起床

06:00-06:20 顔を洗うなど準備

06:20-06:40 朝食

06:40-06:50 学校に向かう準備

06:50-07:30 登校(単語帳などの勉強できる) 25m

07:30-08:30 自学 1h

08:30-08:40 SHR

08:40-08:50 授業準備

08:50-16:30 大体この時間まで学校の授業

~休み時間等に勉強出来たとしても1h30mと予想~

16:30-18:30 自習室などで自学 2h

18:30-19:10 下校(学校の課題等できる)

19:10-19:30 夕食

19:30-22:30 自学 3h

22:30-23:00 お風呂や寝る準備

23:00- 就寝


○勉強時間 7h55m(合計)

スキマ時間をもっと活用すれば、これよりも多くの勉強時間を確保できるとは思いますが、現役生であればこれくらいが限界であろうと思います。


睡眠時間は7hと比較的長めに取ってありますが、この程度取らなければ、勉強のパフォーマンスが著しく低下します。


次に、大学生の例です。


24時間の生活例(大学生)【平日】

-06:00 起床

06:00-06:20 顔を洗うなど準備

06:20-06:40 朝食

06:40-06:50 学校に向かう準備

06:50-07:30 登校(大学の課題をやってる) 


このあとから、大学生は人それぞれです。

なぜなら、大学生は自ら時間割を作成しているからです。

日によって、大変な日もあれば、楽な日もあります。

今回は平均的な日を例に取ります。


大学の講義が2コマ分(=180m)あるとします。

予習や復習、課題に費やす時間を100mあるとします。しかし、課題は移動時間でやることが多いので、予習や復習の時間は20mあります。

ただ大学内では、以上の200m(=3h20m)が終われば全て自学時間と言ってもよいでしょう。


大学は、大体18時40分までなので、


07:30-18:40 大学(内、自学: 7h30m)

18:40-19:20 下校(大学の課題をやってる)

19:20-19:40 夕食

19:50-22:30 自学 2h40m

22:30-23:00 お風呂や寝る準備

23:00- 就寝


○勉強時間 10h10m

時間が無いと言われている仮面浪人でも現役生より2h以上、勉強時間を確保できます。

純粋な浪人生には負けてしまいますが、ひとつだけ勝てると思うものがあります。

それは、勉強の質です。

仮面浪人生は、浪人生のようにずっと受験勉強が許された時間環境にいるわけでなく、限られた時間の中で勉強時間を捻出しなければならず、その捻出した時間を無駄にすれば、それ以上の時間は残されていません。

そのような状況下の集中力は浪人生よりも仮面浪人生が優位であると思っています。


睡眠時間の理由は、現役生と同じ理由です。



 おわりに

このように具体的なスケジュールを書きました。

現役生も意外と勉強時間が確保できるのだと思ったことに加えて、仮面浪人生も確保できると分かりました。

現役生でも医学部に合格していることを考えると、もっと時間が確保できる仮面浪人生は、時間がないということで言い訳は通用しないということです。


時間だけではなく、自らの環境も言い訳の対象になりやすいですが、言い訳せずに地道に受験勉強を続けていきたいと思います。