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私の音楽日記

自宅でギター教室を営むかたわら、月例コンサートをささやかに続けています。


昨日、今月のコンサート「ギターとスペイン」を終えました。
ここのところほぼ毎年、6月のコンサートはスペイン特集となることが多いです。スペインものを6月にとりあげる必然性はあまりありませんが、季節感の強い他の曲を弾く時期が決まって来るのと、暑くても寒くても弾けない曲が定番に入ってくるのとでだいたいそうなるのです。
私の場合、「暑くても寒くても弾けない定番の曲」の代表格は「アストリアス」ですが、実は今年初めてこの曲をはずしました。今年初めて「指が汗ばんできて弾きにくくなってきたな」と感じました。5月に先取りしてこの曲を弾いておいたのは正解です。はたして帰りの車のフロントガラスには、雨がぽつりぽつり落ちてきました。東海地方が梅雨にかかるのもまもなくですね。
今日は例によって、朝から傘をさして練習録音を聴きながら三郷山を歩きました。3日ぶりに弾いた「シャコンヌ」
は意外と弾けていました。2週間さぼっていた「モーツァルトの主題による変奏曲」は全然弾けていませんでした。一般的には「シャコンヌ」の方がずっと難しいのです。7月のコンサートまでは7週間もあります。「期間があるから、また新曲をやりたいな」という気持ちはありますが、たくさんの大事なレパートリーを取り戻すために使った方が賢明かもしれません。


「今日は6月6日です。『お稽古の日』です」と、朝一番に三郷山に向かう車のナビが教えてくれました。
「知らなかったなと」ネットで検索してみると、「6歳の6月6日から芸事を習い始めると上達が速い」という、古くからある考え方や関連情報がたくさん紹介されていました。
「6」という数字と「お稽古」との結びつきは、室町時代に世阿弥が発表した能の理論書、「風姿花伝」の内容に由来しているそうです。
音楽関連では、「楽器の日」や「シニアピアノの日」が6月6日にあてられていますね。文化庁かどこかが「シニアギターの日」みたいなのを作ってくれるといいんですがねえ(笑)。
ま、今日はこれ以上深入りできません。今月のコンサートは明後日(28日)の晩です。


6月になりました。今月のアップロードです。
ベートーヴェンが作曲したピアノソナタ第17番は「テンペスト」の通称で知られます。この第3楽章は、休むことなく動き回る無窮動風の音楽で、ピアノ学習者のあこがれの曲のひとつとなっています。これをクラシックギターの独奏用にアレンジして弾きました。ぜひご視聴ください。

▽テンペスト 第3楽章(ベートーヴェン 編曲と演奏/広垣 進)
https://youtu.be/HGRsMCqog9c


今度のコンサートは8日(土)、あと10日となりました。
「すぐ目の前まで来ました。自分の持てる時間と体力をこれに注ぎます」と言いたいところですが、まだその態勢に入れません。
ひとつには、継続して通している曲をなかなか棚上げできないためです。今朝はバッハの「シャコンヌ」を通しました。「ド忘れ」が1箇所、指のもつれが数箇所ありました。「10日も間をおけば、取り戻せなくなるのでは」と不安になるのです。
以前、腱鞘炎や神経の異常など大きなトラブルに見舞われたときには、何ヶ月も「もう弾けないかも」という日々を悶々と過ごしました。それでもこうしてまた弾いていられるのは、練習記録表のおかげと言っていいでしょう。予定外の曲については、記録表と相談しながら、たとえ満足に弾けなくても少しずつ間をあけていく……それを続けるしかありませんね。
次には、ユーチューブ投稿の準備のためです。「6月のアップロード」は、4月に録音したものの作業が間に合わずに、今月のアップを見送ったベートーヴェンの有名ピアノ曲です。今夜こそはかたちを整え、明後日(1日)にきっちりアップがでればと思います。これを片づけてしまわないとコンサートの本格的準備にかかれません。ほんの少しはご期待ください(笑)。


6月のコンサートは例年、梅雨にかからなければいいなと考えて、できるだけ上旬に会場を押さえることが多くなります。
今年は8日(土)、先日5月の会を終えたばかりなのにもう2週間を切りました。
曲目は全部決まりました。今日は通院日だったこともあり、たった今全曲をやっと1回ずつ通し終えたところです。
使える時間はあとわずか、疲れはすでに来ています。練習量としては全然足りませんが、明朝の練習を効率よく進めるためには、潔く休むべきでしょう。


19日に例会(コンサート)を終えたので、今週は例によってユーチューブ投稿の準備(音源作り)です。
翌20日の朝、「フェステ・ラリアーネ」の収録を試みましたが、トレモロの粒があまりそろわず収録は断念。「若い頃のようにはもう弾けないかも」という不安が頭をもたげ、ショパンの「ノクターン」(第2番)に照準を変えました。翌21日の朝にこれを何とか収録し、翌22日には「フェステ・ラリアーネ」のトレモロの部分を集中的に弾き込み、今朝あらためて収録しました。

「トレモロが若い頃のようにはもう弾けない」というのは悔しいけれど現実です。それでも取り組む価値はあります。私が一時弾けなくなった「アルハンブラの思い出」の右手指の運指を変えてまた弾いていることは、何度か日記に記しました。
私はこの「フェステ・ラリアーネ」のトレモロでも、最近獲得した自分なりの奏法を用いています(詳しくは後ほど)。そのほか「もうトレモロは弾けない」と思ったときに投げ出したいくつかの作品にまた挑んでみよう……という気持ちになっています。


昨日、今月の例会(コンサート)を何とか終えました。
いつも通り「何とか」という言いまわしになるのは、例の「トルコ行進曲」が、「突っ走らないように」「突っ走らないように」とメトロノームを使って遅めのテンポで毎日弾き込んだのにもかかわらず、やはり速度は上がり、ミスがたくさん出てしまったからです。とりあえず「良かった」という声をいただきましたが、それは「ギターでこれか聴けて良かった」という意味でしょうね。
「これは大変」という曲を初めて人前に出すときには、いつも自分の器の小ささを痛感します。いえ、昨日はまだましな方でしょう。昨年の秋「テンペスト 第3楽章」を初めて弾いたときはもっと大変でした(3月例会で少しはリベンジしました)。今度はがんばります。あまり間を置かずに再挑戦するのが賢明でしょう。


5月のコンサートは今度の日曜日です。コンサートが近づくと、予定している曲の練習が中心になるのはあたりまえですが、その分、その他の曲について「今弾けるだろうか」「最後に弾いたのはいつだろうか」などということが気になってきます。
練習記録表の自己評価の欄に△印が多いの「まだ何とかなる」という曲であり、×印が多いものは「これが続くと弾けなくなる」という曲です。一番困るのが空欄が続いているもので「通して弾いていないので、弾けるかどうか、覚えているかどうかもわからない」という曲です。
コンサートが近づくと、どうしてもこの空欄が増えてきます。今日の段階で「シャコンヌ」以外のバッハ作品はすべて空欄ばかり。「一生弾いて行きたい」と決めた自作曲や編曲作品にもチェックが入っていません。
これらを1曲ずつ通して空欄を埋めていけば、それだけでバテるのは明白です。それでは本番をまともに迎えられません。
「ええい、予定外の曲に空欄が多いことよりも、演奏予定曲の×印がなくならないことの方が問題だ」
そう考えて、先ほど「モーツァルトの主題による変奏曲」と「テンペスト 第3楽章」の2曲のみを通しました。どちらにも×印がついてしまいましたが、さらいなおすのはコンサートを終えてからにしましょう。それ以外の(予定外の)曲は本番が終わるまで「おあずけ」です。


先週の日記で「トルコ行進曲」を「メトロノームを使って弾き込みたい」と記しましたが、同じ日に弾く「ハンガリー狂詩曲第2番」の後半でも同じように「突っ走ってしまうリスク」があることを忘れていました。どちらもピアノの原曲のようなテンポで弾くことは毛頭考えていませんが、それでなくても音階練習やアルペジオでもメトロノームを毎日酷使しているので、聴覚神経や運動神経の負荷が重なってすぐフラフラになります。
「まずいな、このまま続けると他の曲にも支障がくるし……そうだ! あれがあった」てなわけで、とっておきの練習法を使うことにしました。それは「トルコ行進曲」のテンポで「ハンガリー狂詩曲第2番」の後半を弾くことです(逆は無理)。そうすることで「トルコ行進曲」のテンポを身体が覚え、「ハンガリー狂詩曲第2番」の音をていねいに出せるようになると思います。「一石二鳥」ですね。
私はときどきこれを使います。前にはバッハの「無伴奏チェロ組曲第3番」の「ジーグ」を同じ組曲の「クーラント」のテンポで練習したことがあります。
あ、「アストリアス」を「アルハンブラの思い出」のテンポで練習するのも効果があると思います。どちらも今月のコンサートで弾くので試してみます。もう少し早く気がつくとよかったのですが……コンサートは今度の日曜日です。


コロナ禍に入ってまもなく、教室の仕事が減って浮いた時間を使ってピアノ曲数曲のアレンジをなんとかかたちにしました。
5月のコンサートでは、これらをまとめたかたちでプログラムを作れないかとあれやこれや考えましたが、弾けなくなっている曲がわりとあって、正直なところガックリきました。
仕方がないので1曲ずつさらいなおします。このところその筆頭は「ハンガリー狂詩曲第2番」ですが、下手するとこれにかかりきりで本番を迎えることになります。
でも「それでもやるぞ」という覚悟と気合がないと、納得いくものはできっこないと思えてきました。

▽ハンガリー狂詩曲(リスト 編曲&演奏/広垣 進)
https://youtu.be/AqbDDxK0uBw