＞配信シングル
＞タイトル：怪物たちよ
＞アーティスト：Saucy Dog
＞リリース日：2023年 2月 1日
＞記事作成日：2023年 4月 2日
聴きました！
“最近気になっていたシングルを聴いていく週間”、7日目。
今回はSaucy Dog。２月の頭にリリースされたこの配信シングルは、『スクロール』という映画の主題歌だそうな。
『怪物たちよ』
落ち着いたテンポのバラードチューン。ギターは重厚感があるので、ロックバラード色が強い。
最初、上記のようなタイアップが付いている事を知りませんで。その状態でこの曲を聴いたんですが、割と直接的にSNSがもたらす情報社会への疑問みたいな事が歌詞になっていたので「ブレイクを経て、メディアやネット世論みたいなのに揉まれた疲れが出たか？」とか思ったんですが（笑）。あとから『スクロール』と言うタイトルの映画のタイアップ曲だと知り、何となく納得。映画の内容は失礼ながら存じないんですが、多分そういうテーマなんだろうな。
ほんと、これまでにないくらいに、ギターが“強い”曲ですね。ギターとギターボーカルとで計２本のギターがある４人組バンドみたいな音像。ラウドロックと表現して差し支えないでしょうね。
そんな、計1曲。
ぼくはこのバンドの瑞々しさや初々しさ…もっと端的に言っちゃうと青春感みたいな部分が好きなのですが、今回の曲は、その感じとは明確に異なりますね。メッセージ性が強く、そして重厚感がある。
アーティストさんってのは、長く続けるためには変化（というか作風のバリエーションの拡張）が必須だと思うんですよね。そういう意味では、このバンドがこういった雰囲気の曲を手がけるというのは、ある意味で順当な流れなんだと思います。一方で、上述の“青春感”に惹かれてる身としては、ちょっとなんかこう、しっくり来ない部分は無きにしも非ずでした。ただ、ぼくはきっと初期の作風を踏襲するばかりだとそれはそれで絶対「マンネリ感が否めない」とか言い出すタイプなので（笑）、ぼくみたいな何やっても文句言うようなヤツの発言が万が一にもご本人たちの目に触れないように祈るばかり（でも当方、いつ何時も作品の感想を率直に記すと決めてしまっているもので…）。いつだって、外野は無責任に好き勝手な事を言うばかりですので…。
サブスクにあれば聴くかな…レベル(^_^;)
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