>配信シングル
>タイトル:シーグラス
>アーティスト:Saucy Dog
>リリース日:2020年 7月 15日
>記事作成日:2020年 7月 21日





聴きました!

最近の若手バンドの中でもっとも気になる存在であるSaucy Dog、その新曲。



『シーグラス』
いや、なんかもう、タイトルからして素晴らしいじゃないですか(笑)…完全な贔屓目ですね。でも、ほんとに、夏がそこまで来てる時に『シーグラス』なんて、センスが素晴らしい。
で、本題である曲。これがまた、良いんですよね。爽やかなメロディとアレンジ。そこに乗っかるのは、ほろ苦いお別れのストーリー。平易な言葉ではあるんだけど決して具体的に何かを示そうとはしない抽象的な表現が、絶妙なバランス。“景色”は用意してくれるけど、そこで起こるストーリーを完成させるのはあくまでもリスナー一人ひとり。あぁ、ほろ苦い。ほろ苦いけど甘酸っぱい。甘酸っぱいけどしょっぺぇ。



そんな、計1曲。

不思議なバンド。
アレンジは比較的オーソドックスというか、トリッキーな事とかインパクトのある事ではなくとにかく曲(メロディ、歌詞、ボーカル)がもっとも映えるようなものなんですよね。で、これってある時までは「聴き易くていいな」なんだけど、やがて「似通ったのが多くて飽きてくるな」になるハズなんです。なるハズで、正直Saucy Dogの新譜が出るたびにそういう怖さを感じながらプレイボタンを押すのですが…毎度毎度、新鮮に聴こえてきて安心するんです。そこが不思議というか。同じところで音を鳴らしているようで、実はちょっとずつ変化してるんだろうなぁ。その変化の速度が絶妙過ぎて、置いてけぼり感を味わう事もマンネリ感を味わう事もないんだ。ほんと、素晴らしい。

秋には新しいミニアルバムが出るそうで。ここのところコンスタントにリリースされる配信シングルはそのアルバムの収録曲なんでしょうね。そう考えると、「新曲はコンスタントに聴きたい! でもそうするとアルバムの新鮮味が薄れる!!」というジレンマね。





お気に入りは、
#01 『シーグラス』





CDで手元に置いておきたいレベル\(^o^)/
…配信限定作品だけど。










ぼくの、もう1つのブログもご贔屓に!