向かい風/Blueberry Night>配信シングル>タイトル:向かい風/BlueberryNight>アーティスト:チアキ>リリース日:2019年 3月 2日>記事作成日:2020年 2月 10日




聴きました!
先日、赤い公園の最新シングル『絶対零度』がリリースされてるのを見つけて、聴いてみたんですよね。で、全っっっ然悪くなかったんだけど、やっぱどうしても無意識のうちにチアキさんの声を期待しちゃってたぼくがいて。で、そこで、「あれ、そういえばチアキさんってソロ作もう出してんのかなぁ?」と思って検索してみたら、この作品が引っかかって。あれ、もう、1年近くも前にソロ作を出されてたんですね。しかも、最近のツイート見たら、ミニアルバムの制作に入ると。わっほーい!!!
取り敢えず、こちらの作品の感想を。


『向かい風』イントロはラウドなロックの感じもしますが、本編が始まって以降は、エレピのしっとりとしたサウンドが洒脱に鳴り渡るミドルチューンでした。所々で前面に出てくるギターのサウンドと、エレピのこのしっとりと艶めかしい感じとの掛け合いが好きです。そして、何よりも、チアキさんの歌声。シルキーで滑らかなのに心地の良い引っ掛かりもあって、「あぁ、やっぱりこの声大好きだー!!」と再確認した次第です。
『Blueberry Night』跳ねるリズムが心地よく、軽快なポップチューン。マリンバでしょうか、優しさがありつつも快活でもあるそのサウンドには、チアキさんのボーカルスタイルにも通じるものがあると感じました。適度に肩の力が抜けていて、適度にあったかい。例えは悪いかもしんないけど、絶妙なぬるい湯船に浸かってるような最高級の心地良さ。


そんな、計2曲。
やっぱり、この人の歌声は最高です。滑らかなのにどこかザラついてもいて、スウィートなのに生々しさもあって。“分かりやすい”のに“奥深い”、アドバンテージが2つもある感じ。
一方で、本作を聴いて思ったのは、「あぁ、ぼくは赤い公園のサウンドが好きだったんだなぁ」という事。いい意味で荒削りで、勢い重視で、エネルギッシュなあのサウンドとアレンジ。もっと言うと、津野米咲さんのメロディ。それがらが恋しくなる瞬間が、本作を聴いてる時に端々であった事が否めない。これまで、「チアキさんの声で赤い公園の新作が聴けない事」への喪失感はあったけれど、こうやってチアキさんのソロ作を聴いた時に初めて、赤い公園というバンドの音への愛着も気付いた気がします。いちリスナーとしては、今後は赤い公園とチアキさんのそれぞれの音楽を楽しんでいくしかないんですね。改めてセンチメンタルな気持ちになったりもするけれども、それ以上に、それぞれの作品を楽しみにしていきたいです!




お気に入りは、#01 『向かい風』#02 『Blueberry Night』




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