UTOPIA>EP盤>タイトル:UTOPIA>アーティスト:FINLANDS>リリース日:2019年 3月 6日>記事作成日:2019年 3月 16日




聴きました!
いつのまにかボーカル塩入さんのソロユニットになっていたFINLANDSの、最新EP。まぁ、ソロになったからといってアコギ一本でポロロンと弾き語るスタイルになるわけでもないようですし(笑)、そもそもぼくはスリーピースの前身バンド時代を存じ上げないのでサポートミュージシャン込みのサウンドしか知りませんからねぇ。スタイルは、ソロユニットになっても大きくは変わらないのだと思います。


先日ラジオで偶然聴いて、一瞬で好きになってソッコーで購入した『UTOPIA』からスタート!カーラジオを点けたら流れてて、一瞬でFINLANDSだと分かりましたよ。それくらいに特徴的な声と歌い方。そこに、これまでと変わらないクールなギターロックサウンドが相まった曲。エネルギッシュでエモーショナルなのに、どこか冷めたようにクールな部分もあって、その両極が上手い事組み合わさっており聴き応えに満ちてます。アツくなるけど同時に切なさも去来します。
まくし立てるように一気に盛り上がって通り過ぎていく感覚の『call end』。デスクトップ上で切り貼りしたとしか思えない、語尾が途切れるボーカルが凄いですよね。アレを生で出せるなんて。特技です特技。
一転してしっとりとした『衛星』へ。タイトルから受けるイメージと同様、特にヴァース部分には無重力的な独特な浮遊感を覚えます。後半に行くにつれて段々とバンドサウンドが力強くなっていって、その経過にもドラマがありますね。
そしてラストは『天涯』。何とも物悲しいバンドサウンドに、それだけで涙が出てきそうになりますね。ダイナミズムに溢れた音ではあるんだけれども、まるで宇宙に放り出されたかのような孤独感もある。間奏のギターソロも、「鳴っている」というよりも「啼いている」。


そんな、計4曲。
ここ数日、ヘビロテでございます。本当にどの曲も、アツくなれるし感傷にも浸れる。かつ、圧倒的にオサレ。これは、ネクストブレイクですねぇ。




お気に入りは、#01 『UTOPIA』#04 『天涯』




この作品が好きなら、・『Neyagawa City Pop』/yonige・『虚言者が夜明けを告げる。僕たちが、いつまでも黙っていると思うな。』/ハルカトミユキ・『ロンググッドバイ』/きのこ帝国などもいかがでしょうか。




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