hanamuke>オリジナルミニアルバム>タイトル:hanamuke>アーティスト:Hump Back>リリース日:2017年 11月 22日>記事作成日:2018年 7月 29日




聴きました!
ロッキン'18予習シリーズ!今回はHump Back。「お初」なんだけど、なんかもう、名前が好き(笑) いや、言葉の意味とかそーゆーんじゃなくて…語感とか、それ以外にもアルバムタイトルの感じとかジャケットの雰囲気とか、そーゆーのも込み込みでなんか惹かれた。ちゃんと音を聴く前から、思わず、リリースされてる作品全部購入しちゃった(笑)


『星丘公園』からスタート。もう、曲タイトルからしてエモいじゃないですか。それだけでもう、買った甲斐あり!(笑)ボーカル的にはこんな感じなんですね。ぶっきらぼうとすら言えるくらいに朴訥とした女性ボーカルは、まぁ「最近ありがち」と言えなくもないけど嫌いじゃないっすわ。
ダイナミズムがほとばしるサウンドが気持ちいい、『高速道路にて』。歌声だけじゃなくて、ソングライティングやネーミングセンスだけじゃなくて、もちろんサウンド面でもとても好みでしたよ!決して変化球ではないんですけども、パワフルなプレイは印象に残ります。
感傷的な香りが強い『サーカス』。キャッチーでありつつどこか不安定で、情熱的でありつつ何故か妖しさもあり。剥き出しなのに底が見えなくて、素っ気ないのに妖艶。その、相反する2つのものが同居する感じは、それこそどこかサーカス的なものに似た魅力です。ライブで聴いたらヤバいだろうなぁ。
テンポを落として『うたいたいこと』。それはまるで、思い通りに行かなかった事にヘソを曲げる子どものような…そんな、非論理的で理不尽なんだけど圧倒的に純粋で熱量に満ちた感情が伝わってくる曲。実際、このバンド自体がまだモラトリアムを駆け抜けている真っ最中なんだろうなぁ。
急に、「いわゆるガールズバンド」的な耳馴染みの良い曲調にシフトして『ボーイズ・ドント・クライ』。メロディもキャッチーだし、ボーカルも他の曲に比べて人懐っこい感じが…。この辺でこういう曲を挟んでくる辺り、確信犯だとしたら意外と知能犯かも(笑) そして、まんまと踊らされるぼく。
センチメンタルは控えめな『卒業』。このタイトルでセンチ控えめなアレンジって、ある意味で大冒険ですよね。その、型にはまらない感じはいいと思います。まぁ、リリックは正に卒業の曲だけど。
そして『ゆれる』でラスト。こちらは少しノスタルジックというか、なんかそういう方向の感傷が感じられます。幼少時代を思い返した時のような、秋に線香花火の匂いをかいだ時のような(それはぼくだけか 笑)。いい具合に青春感があるし、いい具合にリアリティがあるし、ずっと聴いていたくなる曲。


そんな、計7曲。
やはり、好きな系統のバンドだった。目立つ感じではないんだけど、その分永く聴き続けられる感じ。バンドのサウンドも、変に無理してる感じがなくて安心して聴いていられる雰囲気がありました。なによりも、ボーカルの雰囲気に合ったプレイをしている!
まぁただ…yonigeよりも先に、リーガルリリーよりも早くHump Backに出逢っていればもっと感動は大きかっただろうなぁ。その辺りが並ぶ事で、「同じ系統のガールズバンド」っていう感じが強調されちゃう印象があります。




お気に入りは、#01 『星丘公園』#03 『サーカス』#05 『ボーイズ・ドント・クライ』#07 『ゆれる』





この作品が好きなら、・『the Post/リーガルリリー・『Neyagawa City Pop』/yonige・『PPEP1』/the peggiesなどもいかがでしょうか。




iPod nanoにも入れておきたいレベル(^.^)









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