>タイトル:MISS YOU
>アーティスト:ナードマグネット
>リリース日:2017年 6月 7日
>記事作成日:2017年 8月 24日
聴きました!
今年の初夏に、たまたまCDショップで耳にして一目惚れ(ひと耳惚れ?)した作品。
サウンドとアレンジは、ぶっちゃけまぁ「ありがち」な部分も否めないんだけど(すいません)、とにかくどの曲もメロディがいい!そして、そこへの言葉のはめ込み方が巧くて、なおかつボーカルの方の声質に合っている!ぼくにはそう感じられました。
では、各曲の感想をば。
タイトル曲『MISS YOU Feat. Taro Miura(フレンズ)』でスタート。
こんなところで、この夏にぼくがハマったもう1つのバンド・フレンズのメンバーさんの名前をお見かけするとは。
ドラマチックなミドルチューン。さすがにギタリストをフィーチャリングで招聘しているだけあって、他の曲よりも重厚感のあるサウンドになっていると思いました。
青春感満載の、『DUMB SONG』。
若者特有の迷い・悩み・息苦しさというようなものを凝縮して一曲にまとめたみたいな曲。だけど、決して暗くて重くて鬱々とした曲という事ではなくて、曲調的にはむしろ吹っ切れたかのようにポップな仕上がり。
キュンキュンしてしまいます。
ヤンチャなエネルギーに満ちた『グラフティー』。
サビに限らず、ヴァースにしてもそうだしそもそもギターのソロとかベースラインとかそういうのも全部含めて、凄くキャッチーでパンチのあるメロディのオンパレード。どこをどう切り取ったってインパクト大。
メランコリックな、『グッバイ』。
とは言っても、別にバラードっていうわけではないんだけど。
まず、リリックで描かれているストーリーが切ない…タイトルの通り、お別れの歌ですね。それが、キャッチーで耳馴染みのよいアレンジの上で伸びやかに広がるもんだから、逆に切なさ倍増。さりげなく、でも印象的に挿入される「グッバイ」っていうコーラスも、凄く胸を締め付けるのです。
ポップで陽気な『海辺のルーシー』。
これもまた気持ちのいいポップソングです。心が弾む、だけどほんのちょっとだけキュンとする。甘いんだけどちょっと酸っぱくもある、スポーツドリンク的な⁈(笑)
ラストは『(Let Me Be) Your Song』。
ポップでアグレッシブなトラックとは裏腹に何だかネガティブな匂いが漂うリリック…というフォーマットが多かった本作中の作品たちにあって、この曲はトラックの勢いに負けないようなポジティブなリリックになっていたと思います。気持ちよく、スッキリと聴ける曲。
そんな、計6曲。
どの曲も、とても良かった!最初にも触れたとおり、アレンジや演奏の「感じ」なんかは時々見かけるタイプのものではあったんですが…とにかくメロディがキャッチーなんですよねぇ。それだけで、もうご飯3杯はイケる(笑)
…でもまぁ、この先追いかけ続けたら、どこかで「アレンジの幅をもうちょっと…」とは思うかもしれないけど。
しかしながらぜひ、他の作品もチェックしてみたいです!
お気に入りは、
#02 『DUMB SONG』
#03 『グラフティー』
#04 『グッバイ』
この作品が好きなら、
・『波待ちレター』/夏待ちレスター
・『oddloop』/フレデリック
・『Variety』/Mrs. GREEN APPLE
などもいかがでしょうか。
CDで手元に置いておきたいレベル\(^o^)/
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