>オリジナルフルアルバム
>タイトル:CIRCLE
>アーティスト:ヨースケ@HOME
>リリース日:2015年 3月 4日




聴きました!

えらく前からお名前は知っていて、デビューシングルとかは割と好きで聴いてて。でも、「最近、コンポーザー・トラックメイカーとしてしか名前を聞かないなぁ」とか思っていたのですが。そこへ来てのフルアルバム発表。それはね、チェックせねばなるまい!


#01、『Peace』。この方の音楽は、そんなにたくさん聴いた事があるわけではないけれど…なんだかとっても“らしい”気がしました。フォーキーで大らかなポップス。曲タイトルが、曲の全部を表現しているような。

引き続きフォーキーに、そしてこちらは軽快に、『1234』。以前よりもがっつりと歌モノにシフトしたのかな。これも、非常にキャッチーなポップソング。ちょうどこれくらいの時期の、よく晴れた日のドライブのBGMにしたい。

#03、『ムガムチュー』。パーカッシブルな打楽器類と軽快なウクレレが、非常に可愛らしい。ついつい、一緒にハンドクラップしたくなる。

その名の通りブルージーなハープから始まる『#Train & Blues』。短いこの曲、歌詞的にはすごく現実な情景を描写してるけど、全体的なイメージとしてはディズニー映画の劇伴のような陽気さ。

で、今度はアコギがブルースしてる『ループステーション』。ブルース+語り  の曲って、どっかで聴いたんだよなー。誰の曲だっけなー、、、というので個人的にはモヤモヤしちゃう曲(笑)

このアルバムで初めて、シリアスな空気で満ちている『モノクローム』。ここまでは“気のいいあんちゃん系”で来てましたが、この曲ではカッコいいアーティスト系。

#07、『夢幻』。ゆったりとした…というよりもむしろどこかふわふわとした、微睡むような景色の曲。

DTM的な音とバンドの音が交互に主導権を取る、『Walkin' Talkin'』。City派の、クールでお洒落な曲。

再び陽気に、軽快に、『花に水を』。すごく無邪気。そして、サビでの底抜けの爽快感。聴いてて心が軽くなる反面、「確かこの方、ヒップホップの人として出てこなかったっけ⁉︎」と確認したくなる程にしっっっかりとした歌モノ。ま、「ジャンルなんて関係ない」系の人っぽくはありますが。

タイトル曲、『Circle』。ブルースハープが啼いてます、そしてボーカルはとっても温もりがあります。一日の終わりに、今日あった色んな事を思い出しながら聴きたい。

ラスト、『夕暮れ坂の向こうに』。ひたすらに優しい声の語りと、サーフミュージックのようなアコギの音色。最後の最後で歌わないという、奇想天外な締め(笑)


そんな、計11曲。

ほんと、歌モノ曲ばっかりでした。トラックメイキングは、出たての頃(=ぼくが聴いてた頃)と変わらぬスタンスに聴こえましたけどね。

ぼくの友達のクラスメイトらしいので、同世代だと思うのですが…すっごく青春してました。一方で、会社の歯車に飲み込まれたぼくの残念さが際立って切なくなりました(笑)




お気に入りは、
#02 『1234』
#06 『モノクローム』
#09 『花に水を』





この作品が好きなら、
・『キュウキョク』/GAKU-MC
・『Fill』/KEISHI TANAKA
・『Free Bird』/Rake
などもいかがでしょうか。




iPod classicには入れておきたいレベルf^_^;)









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