久しぶりに、二千花さんのアルバム『二千花』を聴きました!



確か、初めて聴いたのはラジオで流れてた『エーデルワイス』だったと思います。
情感豊かに歌い上げるバラードや、四つ打ちでBPMを上げたアッパーチューンなど・・・そういった分かりやすい楽曲でウケを狙う(印象を残す)のは、ある意味難しくないと思うんです。“泣きのコード進行”みたいなフォーマットも、すでに確立されてたりするし。
でも、この方々の音楽が衝撃的だったのは、そういった古典的手法に頼らず、単に泣かせるだけでもアゲるだけでもない楽曲でそれでも強いインパクトを与えることに成功していたからです。
『エーデルワイス』は、バラードだとかアッパーチューンだとか、そういうカテゴリのどこにも当てはまらないんですよね。ミディアムテンポの曲調で、マーチのようなリズムに乗せて、メロウなメロディラインで、マイナー調で、幻想的で、アーティスティック。いやぁ、自分のボキャブラリーの貧弱さがもどかしい(´Д`)
とにかく、“異彩を放っている”という形容がしっくりくる感じです。どこにも属していない、だけどエキセントリックなわけじゃない。

この、少し独特でファンタジーがかっていて、でもリアリティも感じる世界観は、クセになりましたね。いっとき、こればかり聴いてました(^3^)/

ボーカルの方の声も良いですよね。独特。優しい歌も、孤独な歌も、熱い歌も冷たい歌も全部似合う。洋楽みたいにも聴こえます。

活動期間は短かったようですが、調べてみたら最近再結成されたようですね。ぜひ、新しい音源を!



お気に入りは
♯6 『Painful』
♯7 『エーデルワイス』
♯9 『Garage(Album Mix)』



iPod nanoにも入れておきたいレベル(^-^)