遅くなり申し訳ありません。
「スーツの男たち」全20公演、ご来場、ご声援誠にありがとうございました。
こんな幸せな現場があるかってくらい多くのものを学ばせていただきました。
80席という濃密な空間に身を置き、
俳優としては視線、一挙手一動が全て見えてしまう逃げ場のない環境でお芝居をやらせていただけたこと。
自分が羽場裕一さんとご一緒させていただけたこと。台詞を交わせたこと。
安西慎太郎くんという共演したかった俳優と幼馴染の役としてがっつり絡めたこと。
素晴らしいスタッフさんの力をお借りして舞台上で立たせてもらえたこと。
落石さんに全てを曝け出せば、それをちゃんと料理にしてくれて、絶対に美味いぞと信じられる方の元で芝居が出来たこと。
稽古始まってから約1カ月半。
今後の俳優人生で間違いなく一生の糧になる時間を過ごさせていただきました。
ボビーという役に出会った頃。
正直不安が大きかったです。
ただこんな役はめったにもらえないですし、
本当に役の幅を広げるためにはうってつけの役を頂けたと思っております。
色んな役者さんを見たり、街に出てボビーっぽい人を探し続け、自分の中で描き続け、ようやく手に入れたあのボビー。
本当に楽しかった。
そして、幼馴染の相手が「しんた」のマックスだからこそ成立したボビー。
いまだにスーツロスなのかな。俺。
流行りの言葉使ってみた…。
DVDも発売されますし、舞台上では見れなかったもっと細かいところまで是非楽しんでいただけたらなと思います。
またいつかあのメンバーで作品作りが出来るよう、日々精進していきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
章平