父、夫、息子、夏の思い出 | 風にふかれて ふんわりと  (湘南の風便り)

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香港から帰国して既に10年が過ぎて、家族もそれぞれに変化しました。そんな家族の日常の光景を海からの風に乗せて発信していきます。平凡を期待しつつ、波乱万丈気味の一家ですが、精一杯に生きてます。

あっという間にブログの更新もせず

気づいたころにはお盆が来ます。

 

私の実家のお盆は7月なので、8月のお盆は何となく父や夫の夏休みの季節です。

 

父が亡くなって6回目の夏。

人の死、初めて目にしたわけでもないけれど、やはり強烈な記憶として残り続けます。

いつもと同じ夏が来ると思っていたのに、あの入院が最後になるなんて、今も納得がいかない、私だけなのでしょうか。

父も「まさか」と思っていたかもしれませんが。

 

父の手を最後まで握っていたのが息子です。

じっと見て、手を握って、涙も流さなかったけれど。

可愛がってくれたじいちゃんの姿をいつまでも覚えていてほしい、娘である母は願います。

 

あの夏、息子が吹奏楽部でトランペットを吹いているのを野球場まで見に行きました。

高校野球の予選ですが、それでも母は初めて息子のトランペット姿を目にして、カッコいいじゃん!と。

完全な親バカです。

 

 

あれから年月が経ち、この夏、息子は仕事が忙しく帰省することもありませんが、元気でいてくれるのが何より嬉しいですね。

 

さてさて、夫・・

先週の金曜日から夏休み。

いやあ、よくゴロゴロと寝ていられるなと、イラつくとか、そういう感情ではなくて、何もしないで過ごすのも大変だろうと思うのです。

 

そんな夫のそばで、床拭きをしたり、片づけをしたり・・・やることが尽きることはない毎日だと思う私。

夫、私のそういう性分に慣れているので、眼を開けることもなく、ひたすらゴロゴロ、ウトウト。

寝るのが仕事という我が家の猫以上に寝ている夏休み。

夏休みが終わるまで、毎日、これが続くわけです。

 

 

息子の夏といえば、なんでしょう???

 

水泳に明け暮れた夏、これが一番印象にありますが、この数年はどうでしょうか。

音楽、仕事、ですかね。

水泳はとっくに過去になったのかと思っていたのですが、実は、ちゃんと不定期ながら泳いでいたのです。

息子のアパートの近くに公営の運動公園の中に温水プールがあるそうで、そこへ通っていると聞きました。

今どきの大人のようにスポーツジムに通える身分ではないので、数百円(確か200円、いや100円だった?わかりませんが)の入場料で利用できるプールは最高です。

自分なりの健康管理、好きな水泳を続けるという言葉も実践する、息子らしいなと思います。

 

息子の特性について、今更ながら書くことはしないけれど、良い面はたくさんあるので、水泳もそういう良さの一つではないでしょうか。

今の仕事でも、その良さが活かされてくれたらと願うばかりです。

 

 

台風の影響で荒れ模様の一日。

まだまだ残りの夏も暑いけれど、今年の夏は一度きり。

それぞれが後悔しない毎日を過ごしたいなと思います。

そして、息子には今しかない日々を、時間を大切にしてほしいです。