こんにちは。
今日はオーディションのあと、撮影のお仕事。
オーディションって、何回経験しても、ワクワクドキドキするんです。
みんなそれぞれ想いを持って、色んな感情で、ある意味ドライな関係の役者達が集まる場。
そして必ずと言っていい程、移動の時に陥る感情があります。
僕はこれを「オーディション症候群」と呼んでいます。
「オーディション症候群」事例
—電車内—
隼汰「ブツブツ.....布川隼汰、26歳、好きな食べ物はヤングコーンの串揚げです....ブツブツ」
乗客「(音楽を聴いている)」
隼汰「....ブツブツ.....はい、夢はポケモンマスターになることです.....。ッッ?!」
乗客「(真剣な表情でビートを刻んでいる)」
隼汰「あの身のこなしッ....!!服装、背格好....!それにこの昼の時間帯にローカルな路線に若者が乗っている違和感....!!!」
乗客「(チラッとこっちを見やる)」
隼汰「ッッ!!間違いない...。オーディション...受講者だッ....!!」
乗客「(余裕の表情で音楽を聴き続けている)」
隼汰「なんて芝居が上手そうな顔してやがるんだ....。冗談じゃねえぜ、あんな奴と同じ組になっちまったら俺はひとたまりもねえ....。」
乗客「(スッと立ち上がる)」
隼汰「来るかッ....!!!」
扉「プシュー」
乗客「(颯爽と降りていく)」
隼汰「......なあんだ違うのかよおぉ、いやめっちゃ役者みたいな雰囲気醸し出してたじゃんかよおぉ♪ビビったぁー!ビビったぁー!!でもよかったあああ.........ッッ!!!」
乗客2「(キョロキョロしながら乗ってくる)」
隼汰「アイツはッ....!!確実にッ.......!!オーディション受講者ッ....!!!!(※最初に戻る)」
これがオーディション症候群です。
大抵この精神状態の時は道を間違えます。
受かって、みんなの前でお芝居見せられるといいなあ。
この後も撮影頑張りまっす!!
iPhoneからの逃走