シリーズ山の写真⑩・尾瀬ヶ原 | 稜線の風に吹かれて

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いつもは低い山、ときどきは高い山、その報告と日々折々に感じたこと、思ったことを気ままに綴ります。

尾瀬ヶ原上空の積乱雲。(2015年7月、至仏山中腹より)

 

だいぶ前の写真で恐縮だが、このときの積乱雲には驚いた。

このあと、至仏山山頂でザアーっときて、山頂にはあまり長くはいられなかった。

尾瀬から至仏山へのこの道は蛇紋岩によって滑りやすいため登り専用で、尾瀬を振り返り振り返り登った。

山頂付近では、ジャコウソウがたくさん咲いていて、甘い香りを放っていたことを思い出す。

 

つい最近のニュースでは、尾瀬に鹿が出没して、ニッコウキスゲが食べられてしまいそうだと報じていたが、以前にも聞いたことがあったように思う。

あの夏の一面黄色いじゅうたんのようなニッコウキスゲが見られなくなるのは残念だ。

そしてもうひとつ残念なのは、ととうとう燧ヶ岳に登れなかったことだ。