世の宝(人生FP理論40)
明智左馬之介光春(あけちさまのすけみつはる)が、
掘監物(ほりけんもつ)に城を完全に包囲され、
今はこれまでと観念したとき、
城内にあった数々の秘蔵の名器を城外におろしだし、
「あたら灰となすに忍びぬ品々、
貴公の手を経て世にお戻し致したい。
お受け取りあれや」
といったことは、『太閤記』にもある有名な話である。
「それがしの思う所、かかる重器は、
命あって持つべき人が持つ間こそその人の物なれ、
決して私人の物でなく、天下の物、世の宝と信じ申す。
人一代に持つ間は短く、名器名宝の命は世にかけて
長くあれかしと祈るのでござる。
これが火中に滅するのは国の損失。
武門の者の心なき業(わざ)と後の世に嘆ぜらるるも口惜しと、
かくはお託し申す次第」
私心にとらわれることなく、
いまわの際まで公の立場に立って判断し、
処置を誤らなかったこの光春の態度には、
長い歴史に培われた日本人本来の真価がうかがえると思う。
世の宝は何も秘蔵の名器だけではない。
お互いに与えられている日々の仕事は、これすべて世の宝である。
世の宝と観じて、私心にとらわれることのない働きを
すすめてゆくために、光春のふるまいを今日もなお、
大いに範としたいものである。
(たっちゃん@診断士&FPのコメント)
日本は、素晴らしい国です。
北は北海道、南は沖縄まで、多種多様な地域の特徴があり、
各地域資源はかなりの潜在能力を秘めており、
四季折々の顔をもみせてくれます。
そして、今、震災の原発の影響で、安全・安心が揺らいでいるものの、
全国的にみれば、とても安全・安心な国といえるでしょう。
この日本の魅力を、世界に情報発信し、
世界で模範となる国にならなければなりません。
そのためには、世界の人々に観光で来て戴く必要があります。
そして、そのときに、大事なことは、
外国人が来られた時、日本人のひとりひとりが、
「笑顔」で受け入れること。それを意識することが大切なのです。
外国の方にも、良い国だ!と心から思ってもらえるような国になれば、
口コミにより、リピーターがどんどん来る国になるのです。
日本は、震災で大きなダメージを受けました。
しかし、これで沈んでしまうのでなあく、これを機会と捉えて、
国民ひとりひとりが変わっていかなければならないと思います。
人の個性・価値観を理解し、人を活かすことを追求し、
人々の夢や未来を創造し、日本を良くする。
この経営理念を私自身、実現すべく、日本を良くするため、
がんばってまいりたいと思います。
ファイナンシャル・プランナーは、お金の専門家ですが、
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~人の個性・価値観を理解し、人を活かす~
中小企業診断士・FP事務所 松浪アドバイザリーサービス
代表 松浪 辰也
松浪アドバイザリーサービスのホームページ
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