文献(事例報告)
運動機能回復中枢神経再組織化のステージ理論をもとに、視覚と体性感覚の協調性焦点に当てた介入にて、痙縮抑制の上で屈曲共同パターンからの分離を促した事例ですね。

解釈:適切な感覚情報が入力されていないことにより、中枢神経系で適切な情報が連続的に処理されない。
ここがポイントなのかと思います。

目標も生活内の具体的動作が指標として、設定されていまして(シフトレバー)参考になります。

介入:
①モビライゼーション(知覚しやすい状態を作る)
②形状が違う物品でのリーチング(視覚情報から手のフォームの形成の変化と体幹部の姿勢反応)
③手袋をはめる課題

特に、②はセラピストの技量が問われますね。。。。