生活が一変するとは、このことを言うのだろう。

政府から、【仕事は在宅基本、出勤も時差推奨、移動人数を平常の7割、できれば8割】

という強い要請が出た。

それがきっかけだろうが、大企業中心に、その流れは強まっている。

 

私の勤務する会社は、中小企業でテレワークの仕組みがありわけではない。

また、業務内容、人材派遣・人材紹介・キャリアシニア(中高年)派遣、海外人材活用などで

個人情報の塊を扱っているので、それらの資料は家には持ちかえれない。

 

しかし、東京オフィスの責任者である私は、比較的早い時期から、在宅勤務・時差出勤を

奨励してきた。新型コロナウイルスに強い危機感をもっていたからだ。

 

工夫すれば在宅でも仕事ができるはず。会社に来なければできない仕事は各自が

バラバラに出勤してやればよいとーーー

 

在宅で仕事しようとした当社の社員が、奥さんに「家にいると邪魔」と言われ、在宅を断念

したという笑えない例もあったが。

 

仕事の特性や会社の仕組みもあり、在宅・時差出勤は簡単ではなかったが、私は在宅・時差出勤を徹底して皆に求めてきた。

昨日は従業員7名中、出勤は私1名 本日は2名の出勤で結果、【最低7割、できれば8割】を

実現している。勿論、奥さんに邪魔と言われた社員も在宅勤務している。

 

当社は本社が福岡で、大阪にもオフィスがあるが、当初は、福岡や大阪は東京と深刻度の

違いもあったので、「なんでそこまでやるの?」と言われたが、東京主導で危機管理(やっていることからすれば、少し大げさだが)を行ってきた。

 

中小企業の、しかも東京の責任者に過ぎない私だが、従業員とスタッフ(派遣社員)の

安心・安全が無ければ事業なんてできないと思っている。

一方、利益を出して再生産し、拡大していくことが企業の存在価値でもあるので、この危機に

皆が成長してくれる事を祈っている。

 

おっと!

自分も工夫し、成長しなければ!

進歩に年齢は関係ない。

結果的に今は最低7割、できれば