先日、初ブログをあげて少年サッカークラブ指導者の話を引き合いに出しました。
今回は少しだけそのお話。
現在、横浜市のサッカークラブで指導者をしており、今季で5年目を迎えます。
毎週土日の週2回の練習。自身の予定の都合もあり、フルコミットとはいかないまでも、これまで大学4年間の休日の半分以上を小学生と過ごしています。(しかも無給なのですw)
人生の夏休みである大学生活、その休日のほとんどを小学生に費やすことで、正直もっと遊びたかったという後悔は...全くありません!
それは、子供達にサッカーを教える(あるいは人間力を養う)のが僕の役目ですが、本当は僕の方が子供達から多くのことを教えられているからです。
少年サッカー指導者としての学びを今回は紹介しようかなと。
①組織ではなく個人に目を向ける
これは当たり前のことですが、組織は個人の集まりです。選手(個人)に目を向けて、そいつが何を考えているのか?どんなビジョンを描いているのか?何に躓いているのか?を把握しなければなりません。指導は対人のコミュニケーションです。まず”人を見る”この一言に尽きます。そうすることで、指導者と選手間に信頼関係を作ることもできます。
②個人を繋げる
サッカーは個人競技ではありません。そして選手たち一人一人のスキルやレベル、考え方や将来像も異なります。しかしチームスポーツなので、そんな彼らに同時に同じメニューをこなさせなければなりませんし、試合も出させなければなりません。だからややこしいのです。うまい選手は、(表現が悪いですが)自分より下手なチームメイトとサッカーをすることでフラストレーションが溜まるでしょうし、逆もまた然りです。下手な選手はうまい選手とやることで自信をなくすでしょう。そこで、各選手たちがお互いの気持ちを理解し合える環境を作ること、つまりお互いのレベルの差によってできるフラストレーションを”心理状況を共有すること”で解決することが重要になります。「あいつはこうだからこうしよう」「あいつはこれを考えてるんだろうな」こんなレベルでいいのです。これを小学年代から、考え、実行できる子供は実は少ないと思います。サッカーに限らず恋愛でもビジネスでもすべての場面で、相手を理解する姿勢は必須能力であることは言うまでもないでしょう。
③一枚岩の組織は強い
①②は実はこれの布石です。①では指導者と選手を繋げ、②では選手と選手を繋げる。これによりチームのメンバーがお互いの価値観や心情を理解し合える環境をセットすることができます。はっきり言ってこの関係性を持っているチームは強いです。どんな雨風がきてもブレないです。この③の関係性を作るのに時間がかかりました。①と②があって初めて成り立つものですから。今では選手たちとのアツい信頼関係と、選手間のネットワーキングができているので僕のクラブは強いです。結果にも出てきていて、横浜市(日本で一番競争力の高い地域)でベスト8に入るクラブになりました。
長々と書きましたが、実は僕がサイバーエージェントに一目惚れしたのも、この環境があるからです。ナナメンやトレーナー、755や日報など。お互いの考えを理解する環境が整っている。それが成長のエンジンになると確信したからです。だからサイバーエージェントの入社を決めたのは自然な流れだったんですね。まだまだもっと子供達と暴れます。

おわり