SFC修行2014~SFC獲得までの軌跡~ -2ページ目

今回は、ANAの上級会員になるために貯めなければならない

「プレミアムポイント(以下、pp)」について。



お金と時間をppをいかに効率よく稼ぐか、、、

それはある意味、修行僧に課せられた試練。



ANAでは、

1月~12月の搭乗時に付与される「プレミアムポイント(以下、pp)」に応じて

翌年4月~翌々年3月の会員ステータスが決まる。


 「ブロンズサービス」=30,000pp

 「プラチナサービス」=50,000pp

 「ダイアモンドサービス」=100,000pp

※それぞれ一定数以上はANA運行便にてppを獲得する条件あり。


自分が目指すのは「プラチナサービス」50,000pp



付与されるppは、マイルをベースに計算されるのだけど

若干、計算方法が異なる。基本的な計算方法は以下の通り。



 pp = ①区間基本マイレージ × ②クラス・運賃倍率 × ③路線倍率 + ④搭乗ポイント



マイルとどこが違うかというと

通常のマイルは①区間基本マイレージ×②クラス・運賃倍率に計算されるけど

ppはそれに③路線倍率が掛けられて、運賃クラスによっては④搭乗ポイントが加算される。




効率よくppを稼ぐためのポイント1つ目が

この「③路線倍率」「④搭乗ポイント」にある。



「③路線倍率」は、

国内線が2倍、国際線のアジア路線が1.5倍、国際線その他とスターアライアンス便は1倍

となっていて、搭乗する路線によって違う。


国内線は2倍だけど、国内はどの路線もそもそも区間基本マイレージが低いので

一気にppが稼げない。

逆に、アメリカやヨーロッパの長距離路線は区間基本マイレージは高いけど

路線倍率が1倍なので効率が良くない。



そのバランスが良く、修行層に人気なのが、国際線のシンガポールであり、

「SINタッチ」と呼ばれ、修行僧の定番コースとなっている。


「SINタッチ」「SIN」とは、

シンガポールのチャンギ国際空港の3レター(コード)のことで

日々の仕事で時間のない修行僧や宿泊代を節約したい修行僧には、

シンガポールへ入国することなく復路の飛行機に搭乗する人もおり、

すぐに折り返すことを修行僧は「タッチ」と呼んでいる。
「SINタッチ」以外では「宮古タッチ」や「石垣タッチ」が有名である。

もう1つの「④搭乗ポイント」がなぜポイントになるかについては

いずれの「宮古・石垣タッチ」の回で。