あらすじ

hiEと呼ばれるAI搭載型(語弊アリ)ロボットが社会に汎く普及した近未来に5体の超高性能美少女型ロボットが脱走して…!?というボーイミーツガールなsf小説

内容4

文章4

分量5

感想

 序盤を乗り越えれば面白い。ただ序盤と言ってもハードカバーで1ページ2段書が600ページあるのでなかなかの分量。sf要素は薄いかな?

 日本の小説にアリガチな"何者でもない少年"が未知のスーパー少女(レイシア)に出会って成長する物語だが、序盤以降戦闘が多く癖のない文章なので楽しめた。でも"カタチ"と"イミ"という言葉が頻出しすぎて、特に"イミ"ってwhat do you mean?となりがち。戦闘内容には期待しないこと。裏でレイシアがすべてやってくれてます。展開がスピーディーで面白い。

 あとメインヒロインのレイシアが主人公大好き尽くす系で良き。主人公も割と一途なのでストレスなく読める。

 変に不幸になる人が居ないのが一番良いところ。勧善懲悪というか、頑張った人が報われるのが一番いいよね。

 一番気になるところはそもそもなぜフリーハンドの5体の超高性能AIロボットが脱走したの?(高性能AIは厳重に管理されてる設定)というところ。変なオッサンの陰謀なのかな?それ以外にも少し気になるところは有るけどそんなかしこまって読むもんでもないしね。

 総じて、(時間があれば)おすすめ出来る作品でした。