「無題。」
雨が続いています
トタンの屋根を叩く音が聞こえています
秋の雨は少し寂しい気がする
寂しさが必要な僕にはちょうど良い
詩人の心がすごく揺れ動くときは感情に埋もれたとき
なにもないかもしれない
破滅の道かもしれない
だけど僕は埋もれたくなる
悲しみの湖に
寂しさのゴミ捨て場に
秋の雨は涙が似合う
悲しみを楽しもう
寂しさで充実しよう
嬉しい後の悲しみは何?
楽しいあとの寂しさは何?
自分を見失わない程度に。
感情に理由なんかないんだから
綺麗な感情ばかり持ち合わせている訳ではないんだから。