~ 山形新聞 2018-09-07付 ~

 

 

 

今月6日より、今度は出羽三山神社の神子(みこ)修行が始まりました。

前回(8/26~9/1)は男性対象でしたが、

今回(9/6~9/9)は女性対象で、装束も女性らしい紅花染め。

今回の参加者は、北海道から福岡県の方々とあります。

 

 

 

そして北海道といえば、同じ6日未明に大きな地震に見舞われました。

亡くなられた方々のご冥福、行方不明中の方々の救出を始め、

被災された方々の安息・再建をお祈り申し上げます。

 

 

このえぐられた山々が、遠い昔に地殻変動が起きた外国の風景のような……。

むき出しの火山灰が見えるので、元々弱い地盤だったのでしょう。

 

 

火山といえば、地震が起きる8時間ほど前に、フジテレビ『世界の何だコレ!?ミステリー』内で、震源地に近い苫小牧市の樽前山(活火山)の映像が流れていました。

樽の形に似た神秘的な山で、私はそれを観ながら、

「そういえば最近大きな地震が来ていないなぁ……そろそろどこかに来るかも」

などと漠然と感じていました。

その近くには、アイヌの聖地で名高い平取町(アイヌの神・オキクルミの降臨の伝説が残る地)もあるのですが、いつか行ってみたいと長年思っている場所の一つでもあり、番組を観ながら頭ではそのことについても考えていました。

――まさか、数時間後にそれらの地の中間を震源とした大きな地震が来ようとは……。

実は自分も起きていた時間でしたが、自分が住む山形県でも結構長く揺れました。

この偶然とは思えないような感覚は、2年前の熊本地震が起こる前の感覚に似ています。

<過去記事 ⇒ 『熊本地震を脳は感知していた?』>

主観的な内容ではありますが、偶然では片付けられないような繋がり・感知は、この世に存在しているようにしか思えないのです。