2016年の申年の絵馬。正月のみならず、ここでは1年中飾られてあるのがいいですね。
 
  
拝殿の前にある中門。

  
神社でよく見かける象みたいな像(ダジャレ?)も色鮮やかです。

  
実は龍だったりします。ガネーシャにも見えますが、仏教はインドと中国から伝わったと思えば納得……? ナーガ(インドの蛇神)も日本では、龍(中国)と混同されていますしね。

  
沢山の龍たちが、北門を鎮護してくれているのでしょう。
 
  
まぁ、国の北側を守ってもらうという意味合いで。

  
……何から? 蝦夷?

 
長鳴鳥でしょうか。日本神話では鶏と猿はセット。猿と鶏=猿田彦と天宇受命(夫婦)なので。
 
 
拝殿。

 
<祭神> 
顕国魂神(うつしくにたまのかみ)-大国主神
  • 多都比姫神(たつひひめのかみ)-宗像三女神の湍津姫神
  • 宇賀能売神(うがのめのかみ)
  • 大山祇神(おおやまづみのかみ)
  • 坂上刈田麿命(さかのうえのかりたまろのみこと)

    ――以上をまとめて、岩木山大神(いわきやまおおかみ)と称します。

      
    この極彩色豊かな彫刻や本殿(非公開)が日光東照宮を彷彿とさせることから、

      
    別称「奥日光」とも呼ばれています。

     
    楼門を裏側より。
     
      
    10年前にも気になっていた、てっぺんの燃える玉?
    ここの中門の左手奥に、岩木山登拝口(奥宮登拝道や案内板)と巨木の根があったのですが、団体客がいて行けず写せず。……なので、結局あきらめて戻ることにしました。

      
    守札授与所で御朱印を書いてもらっている間、隣りの一室にて。

      
    お山参詣の様子の写真もありました。

      
    登拝回数に応じた色とりどりの御幣やのぼりを持って、白装束に身を包んだ参拝者たちが、「さいぎさいぎ(懺悔懺悔)……」の唱文を掛け合い、山頂の奥宮を目指して登山します。

      
     
     

     
    スタンプもあったので押してみました。ついでにパンフもゲッツ。一番右の、岩木山の文字の下に「ヒーリング&パワースポット」と書いてあるのがいいですね! 目を惹きます。


    ここで、判明したことがひとつ。ずっと「いわきさんじんじゃ」だと思っていました。
    はい、懺悔。m(_ _ )m


    そうこうしている内に、御朱印(¥300)が完成~

    ――では、駐車場へ戻ります。


     
      
    参道の途中にある、出雲神社。なぜこれがここにあるのか。
     
      
    出雲から人々がやってきたという証拠なのか。現に日本海側の狛犬は出雲型が多い(北前船の影響もあり)が、ただ単に岩木山神社の祭神が、顕国魂神(うつしくにたまのかみ)-大国主神だからなのか(大国主は出雲大社の祭神)。

    ……と思っていたら、過去記事にも書いていました<コチラ>。

      
    恵比寿様と大黒(大国)様。

     
    左手にあった小さな祠が気になります。右手に神社の謂れの碑(奥富士出雲神社とも書かれてありますね)。

     
    白龍神とありました。背後に沼があったのでしょうか、それっぽい痕跡が……。

      

      
     
      
    駐車場方向と、ひとたび岩木山神社方向。

      
    鳥居のそばの茶屋。いかにも温泉地らしい足湯付き。

      
    しかしここには入らず、参拝後は駐車場の横にあった売店で、昼食も兼ねたコーヒーとコーヒードーナツをいただきました。

    はぁ~、癒された~  ドーナツ    ← 結局は食べ物(笑)。