引き続き、国道101号線沿いの鹿の浦展望台へ。

  
この花があるだけで、北国だけど南国っぽい雰囲気。
 
  
八峰町の『八』であると同時に、旧名の八森町の『八』。


国道を走ると目に飛び込んでくる、この町のシンボル・糠森(ぬかもり)山。 
標高は208メートルで、盆と正月のそれぞれ一ヶ月間はイルミネーションで彩られるようです。
 

秋田の県魚・ハタハタの『ハ』も含まれているのかも?
ちなみにハタハタの語源は、雷神の古称・霹靂神(はたたかみ)とされ、
海が荒れ狂い雷鳴が轟く師走に大群をなして接岸することからだそうですが、
語感が似ている秦氏とは関係あるのかないのか……。
日本には渡来人も多くやって来ているので、どうしてもかぶってしまうところ。
 
  
それはさておき、この辺りの海岸は何故か黒砂が混じっているんですよね。
航空写真などで確認すれば一目瞭然なのですが、普通は黄土色っぽい砂の色をしています。


活火山である鳥海山の麓の海岸にも、鳥海山から流れ出た黒い蹉跌が混じり込んでいますが、
この辺りには活火山はないので変だなと思いきや、近くに鉱山の製錬所があったそうなので、
そこから流れてきた鉱物のくずが堆積したみたいです。

  
そして注目すべき、あの岩肌。

  
『柱状節理(ちゅうじょうせつり)』。龍のうろこにも見えますね。まさにドラゴン! 龍神!

   
 
  
白神山地は白い神……うむ、いつ見ても意味深な名前。
雪深いという意味も勿論あるでしょうけれども。

  

  
秋田で多く見かける、菅江真澄の看板もありました。湯沢の浦ともいうんですね。
 
 
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そして、すぐ北側にある椿海岸へと移動。
 
  
ここにも菅江さん。通称『菅江真澄の道』

  
ジオパークにも含まれている所ですが、ここでは面白いものが見られます。

  
マグマ等が冷却固結する際や地殻変動の際に生じる柱状の岩体なのですが、
六角柱状のものを主として、五角柱状や四角柱状のものもあるそうです。

  
それぞれに名前もついていました。

  

  

 
ゴツゴツしてて歩きにくいですが、石の波動を感じます。

  
波動の「は」も、「八」に通じるものがありますしね。

  

  

  
ここは、【鯉の滝登り】と呼ぶようです。

  
確かに鯉が登っているように見えなくもないですが、ドラゴンが棲んでいそうな雰囲気ですね。
「龍の島」と呼んでも過言ではなさそう。

  
近くに「八竜」という名の町もありました(現在は合併して三種町)。

  
 
  
蜂の巣っぽい。さすがは「八」と名のつく所。

  
その名も【蜂の巣】。蜂が飛ぶ音は、UFOの音にも似ている気が致します。

  
こちらは、【石神さんの椅子】。青森に入ると、石神と名のつく神社を多く見かけます。

  
青い海ならぬ、青い空を白いイルカちゃんが泳いでいました。

  
イルカちゃんの椅子ならぬジャンプ台かな。 ……あれ、イルカというより半漁人?

  

  
【すべり台】

 
というより、お地蔵さん……? テトラポットもサイコロ状の寒天に見えてきました……。

 
豆腐でも可。

 
東映映画のオープニング映像のよう。

  
石神さんの椅子がこんな所にまで転がってきてると思ったら、テトラさんでした。

 


  
そして、スピルバーグ監督の映画『未知との遭遇』で、
宇宙船が降りる山のモデルとなったアメリカのデビルスタワーも、柱状節理でできているんですよ。

柱状節理で繋がれた『未知との遭遇』と『菅江真澄の道』。
ダジャレ?