弘前市浜の町の熊野宮には、金ピカ UFO母船のような注連縄があるんです。 
 
  
この日は6月24日(去年の)だったのですが、6月24日といえばUFO記念日!
祭りがあるとは知らずに行ったのですが、まるでUFOを歓迎しているかのようなお祭りに、
そして狙ったかのようなお導きに、ただただ驚きを隠せませんでした。 
 
  
これです、これが見たかったのです!! この金色の物体、注連縄なんですよ?
けっしてバナナチョコではないんです。

  
自分にはサツマイモ……いえ、UFO母船にしか見えませんけどもね。
そばにいたおじいさんにこの注連縄の由来(金属製の由来)を訊いてみましたが、
何故金属なのかはわからないが、この鳥居を建て替える前からこうだったと……。

<余談>後日、長年UFO研究に携わる知人にこの写真を送ったところ、
初めて見た上、青森の仲間からも話を聞いたことがないと感銘を受けていらっしゃいました。

それぐらい大変珍しい、驚きの形状なんですよね。やっぱり青森は神秘的!

 
アスパム回でも書きましたが、モーゼが古代イスラエルのユダヤ人を連れてエジプトを脱する際、神によって家の入り口の鴨居と二本の柱を子羊の血で赤く塗れば、初子を殺さないと教えられたことが赤い鳥居の由来とされ、神々の乗る母船が「雲の柱」や「火の柱」と表現されたりしています。

~ 『出エジプト記』 より ~
日中は雲の柱が、夜は火の柱がイスラエルの人々を、エジプトから紅海まで40年間導いた。
その間、「見よ。私はあなたたちのために天からパンを降らせよう」 と荒野をさ迷い続けた人々に、パンに似たマナを与え続けた。 そして、柱に乗る神の使いがモーゼに十戒を授けた。

~ 『民数記』 より ~
雲の柱は、イスラエルの人々の全ての行動を指揮した。 雲が動くとき人々は動き、
雲が止まっていれば人々は休みキャンプをした。 


 
  
でもいくらなんでも外国で始まったUFO記念日に、日本の神社があからさまにUFOを歓迎しているわけじゃないだろうと冷静になっていると(笑)、どうやらこの日は天満宮宵宮祭ということが判明(天満宮も奥にあるようでした)。

 
この旗までもがUFOに見えてきます。

 
お祭りとあって拝殿の中が開いていて拝見できるのはラッキーでした。

 
ここはウサギ年生まれの一代様のようです。

  
熊野神社とくればヤタガラス。
 
  
<祭神>伊邪那岐命、伊邪那美命、事解男命、速玉男命

 
天満宮「菅公一千年祭……」と刻まれた石柱。ここにも金ピカ母船が見えます。

  

  
 
 
月夜見尊。この後、その神社にも立ち寄ります。

  
猿田彦神社もありました。中がこうして開いているのはお祭りだからでしょうね。
古い絵が感慨深い。

 
白蛇の絵が気になります。左は除福? ネコはネズミ退治に崇められたのでしょうか。
右は、岩木山と太陽と月でしょうか(太陽と月と雲の絵も神社などではよく見かけますね)。
そして雲がやはり気になります。

  
この「心洗」がとても心に染み入りました。心を洗う、なんて素敵な響きなのでしょう。
 
  
「石戸谷幸七君ハ……」とあります。功績を讃えての記念碑でしょうか。
開拓に従事した方のようですが、すぐ隣りの民家の表札と同じ苗字でしたが、関係者なのかは不明。

  
 
  
神社前のバス停と、りんごのマンホール。
 「卍」は寺院を現しているのではなく、弘前市の市章(元は津軽氏の旗印)なんですね。