本日午前9時に蔵王山の火口周辺警報が解除される中、
ほぼ同時刻に浅間山が小規模噴火したようですが、
(昨日夕方の伊勢崎市の突風とも、気の流れ的な関係性があったりして)
先日噴火した口永良部島の飛行物体について、今一度自分なりに検証してみようかと思います。
① 口永良部島とUFO(?)の記事は<コチラ>。
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<航空機の巡航速度>
戦闘機 …… 1000~2000㎞/h(※マッハ1=約1280㎞/h)
旅客機 …… 800~1000㎞/h
ヘリコプター …… 200~300㎞/h
セスナ …… 160~200㎞/h
<鳥の最高水平速度>
グンカンドリ …… 418㎞/h
ハヤブサ(45度の急降下時) …… 350㎞/h
アマツバメ …… 320㎞/h
ツバメ …… 200㎞/h
ハヤブサ(水平飛行時) …… 110㎞/h
アホウドリ …… 90㎞/h
カラス …… 59㎞/h
スズメ …… 56㎞/h
<船の巡航速度>
フェリー …… 40~60㎞/h(※1ノット=約1.8㎞/h)
小型漁船 …… 45㎞/h
<超伝導リニアの最高速度>
LO系 …… 603㎞/h
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まず、噴火した口永良部島・新岳の標高は、626メートル。
画面上の飛行物体が横切っていった最終的な高さは、
山の標高の2.5倍と大まかに見積もって1500メートルほど。
しかし、通常の旅客機は8000~12000メートル上空を飛行。
空港から飛び立ったばかりの飛行機だとしても、
ここから近い屋久島空港の午前10時前後に飛ぶ飛行機は、
時刻表を確認してみても存在しない。
あっても2時間後の12時台で、実際噴火の2時間後には通常通り飛行機が飛んでいた模様。
高さ1500メートルで飛ぶものには、ヘリやセスナなどの小型機があるが、
その飛行速度はせいぜい200㎞/h 。
200㎞/h というと、上のデータで比較すればツバメと同等の速度。
しかし映像の飛行物体は、ツバメ以上の速度で飛んでいるように見える上、
かと言ってツバメにも見えない。
ではグンカンドリ? ハヤブサ?
各鳥が飛行する様子を動画で確認してみたが、明らかに姿形やそのスピードも違いすぎる。
海上の船を眺めたことがある人であれば、船を浮かべてみればわかりやすいかもしれない。
ただ注意してほしい点は、対岸に見える建物と比べながら船の大きさを想像してほしい。
その大きさによって飛行物体の速度の見え方も変わってきてしまうので。
その時、頭上を飛行機などが飛んでいく様子を見たことがあればさらにいい。
漁船やフェリーと比較してみても、飛行物体の移動速度が旅客機や戦闘機並み、
あるいはそれ以上であることは一目瞭然だろう。
尚、動画の右下をクリックして全画面で観た方がわかりやすい。
果たして鳥が、旅客機や戦闘機並みの速度で飛べるだろうか。
マッハで飛ぶ鳥?(アニメではあるかも)