【表裏】
俺は知っとる。
恥ずかしいんやってことは。
せやけど・・・、
『ざいぜーん!!』
「何すか謙也さん。寄らんでください。」
『えー』
やっぱり少し悲しいし寂しい。何処までが照れ隠しで何処からが本気なんやろう・・・?
俺は自分で思っとったより、構ってちゃんみたいや。
表ではヘラヘラ笑っとるけど、裏では
なあ、構って。
冷たくせんといて。
って、泣き叫んどる
『なあ、財前。』
「謙也さん・・・寂しくなったんやろ。」
『えっ・・・』
「あんたの事は全部お見通しっすわ。構ってちゃん。」
何やねん。ムカつくわ。何で俺はお前の考えとること全然分からへんのに、お前は分かるんや。
何でまだ何もいうてへんのに、構って欲しいってバレたんや。ああ、ムカつく。
『せやで。寂しかったん・・・』
抱きつくと振り払われるかなあ思ったけど、身体が勝手に動いてもうた。
気付いて離れようとしたんやけど、財前に逃げられへんように抱き締められた。
「俺、ちゃんとあんたの事好きやから。誰よりも大事やねん。・・・はあ、心配し過ぎっすわ、謙也さん。アホちゃう?」
『っ、あんなあ!//』
反論したろ思ったけどやめた。
顔を上げたら、財前が真っ赤な顔しとったから。
『お、俺も大好きや!//』
「・・・おおきに」
さあ、表裏があるのはどっち――?
END.
意味不文になりましたw

