昨日はJA女性農業者講座の日で、圃場での収穫と出荷調整でした。

収穫は、白菜・キャベツ・じゃがいも・ネギ・レタス・ブロッコリー・大根と沢山ありました。

収穫ののち、営農センターにて出荷調整の話を聞きました。

その際、特に印象に残ったのが白菜です。

気温が下がってくると菌核病が出てきます。

その際の防除について、『出始めに叩く』とおっしゃってました、つまり農薬で。

そして、さらに『白菜は農薬なしでは育てられない』こと。

さらに、驚いたことは、『虫を直接殺す薬は効果があまり得られない、白菜の葉に薬を入れて、それを食べて死滅させるほうが効果がある。』という話でした。

集合場所から圃場に向かう途中に、『無農薬』と書かれた直売所があります。

車の中で同乗していたJAのスタッフの方に伝えると、『無農薬、ってスゴイねぇ。。。』って一言

今回の研修で、無農薬がいかに貴重で、いかに凄くて、いかに珍しいかを思い知らされました。

そして、無農薬で育てはできても、それを販売できるレベルに持っていくのは、果たして可能か不可能か、と考えさせられました。

自給自足で作って、余ったものを隣近所に分け与える

程度しか、できないんじゃないかな・・・。

農業の世界は農薬なしでは不可能なんじゃないかな・・。

そんなことを一日中考えていました。

収穫した野菜は持って帰ってよくて、車を横付けにして積んでも良いそうでしたが、私は歩きなので、ジャガイモと比較的小さめの白菜をいただきました。

ジャガイモにはそうか病もなく、美しい肌で、聞くとやはり農薬を使っているそうです。

なんだか、考えさせられる一日でした。

白菜を上手に育てるには