"右側の影に触れた場合"------

「シュゥォォオオオオオオオ!」

「(そして、

   "左側の影に触れた場合"-----)」

スゥゥゥウゥゥゥゥゥ-----....

少年は、目の前に出来た歪から、

その内側へと向かって自分の手を伸ばす

"シュォォォオオオオオオオオオオオ...

「("歪"-------

少年の体が歪に吸い込まれ

暗い、歪の中を真っ逆さまに落ちて行く!

"シュゥオンッ------......

「-------

「----------,----------

「-------、---

「--------------

「---------

「------------

「(・・・・

"ストン"

「-----やあ、久しぶりだね」

「!」

「何かあわててるみたいだけど

  何かあった?」

「(子供------)」

少年が、奈落の底まで下りると

「そんなに急いでも

  "結果"は変わらないよ-----?」

「クス クス」

「・・・・」

奈落の空間に浮かんだ二つの選択の扉の脇に、

以前いた

"二人の子供"

の姿が見える------

「....何をしてるんだ----?」

「クス クス

少年が、真顔で尋ねるが、

「何って------

「-----僕たち、"子供"だよ?」

「クス クス」

扉の側にいる、二人の子供は

少年の事を見て嫌らしい笑顔を浮かべる

「----そこ、退(ど)いてくれないか?」

少年は、二人の子供を相手にせず

子供の後ろに開いた扉から

扉の中に入ろうとする

「・・・・」

「スッ」

子供は、何も言わず、素直に少年の道を開ける

「(--------、)」

少年は子供たちを見ながら

二つある扉の内、片方の扉に向かって

手を差し出す------

「・・・もしかして、誰か探してるの?」

「-----?」

"スゥゥゥォォォオオンッ

扉に吸い込まれながら

少年は側にいる、顔のない子供の顔を見る

「もしかしたら、

  "あの子"

  は、影に連れ去られたのかも------」

「--------!」

少年は、子供の言葉を聞いて

扉から引き返そうとするが

「スゥゥゥオオオンッ」

その意思に反して、少年の体は

扉の中へと吸い込まれていく

「------バイバーイ、」

"シュウウウウォオオオォォオオンッ....