※注意!ネタバレ含みます
記念すべき第一回目は鬼才ギレルモ・デルトロ様監督作品「クリムゾン・ピーク」です。映画館で鑑賞しました。
解説
『パンズ・ラビリンス』などの鬼才ギレルモ・デル・トロが放つミステリーホラー。クリムゾン・ピークと呼ばれる屋敷で生活する女性が、次々と出現する亡霊 たちに導かれるようにして同地に隠された恐ろしい秘密に近づいていく。『アリス・イン・ワンダーランド』などのミア・ワシコウスカ、『マイティ・ソー/ ダーク・ワールド』などのトム・ヒドルストン、『ゼロ・ダーク・サーティ』などのジェシカ・チャステインなど実力派が結集。謎と恐怖が交錯する物語に加 え、ダークでありながら美麗なビジュアルにも引き込まれる。
あらすじ
10歳のとき、死んだ母の幽霊と遭遇したイーディス(ミア・ワシコウスカ)。それ以来、彼女は亡霊を目にするようになる。トーマス(トム・ヒドルストン) と運命的な出会いを果たした彼女は、自分の父親が謎めいた死を遂げたのを機に彼と結婚。赤粘土の影響で雪が赤くなることからクリムゾン・ピークと呼ばれる 山頂に立つ豪邸に、トーマスの姉ルシール(ジェシカ・チャステイン)と共に移り住むことに。三人での生活にも慣れてきたころ、体を真紅に染めた亡霊たちが イーディスの前に現れ奇妙な警告をする。
(解説、あらすじ共にシネマトゥデイより引用)
予告からしてデルトロ様お得意のゴシック・ホラーという感じかな~と思ってたのですがいい意味で裏切られましたね。はい。公式動画にも表示されていますが、これは「ゴシック・ロマンス」です。メインは主人公のイーディスとトーマスの恋愛ですね。
小説家としてまだまだ認められていないイーディスは悶々としながらもアメリカでお父さんと生活しています。そこに現れたイギリスからの訪問者シャープ兄弟。その怪しいこと怪しいこと・・・。特におねーちゃん・・・。
これ待機中じゃないですからね!!!本編に出てくるんですよ!!!
公式動画で衣装担当の方が「アメリカでの2人(シャープ兄弟)は黒い影のよう」と仰っていますがまさにその通りですね。
そして、舞踏会の日。イーディスは家に残るのですが・・・数年ぶりに母親の幽霊が現れます。
「クリムゾン・ピークに気をつけなさい」
この台詞がこの映画のキーワードですね。
するとトーマスが訪ねてきて舞踏会に誘われます。気付いた方多いと思いますが、この場面ちょー土砂降りでしたね。暗雲立ち込めるとはまさにこのこと・・・。これから悪いことが起こるんだな~となんとなく皆さん思ったことでしょう。
悪い予感は当たって翌日お父さんが急死。しかし、トーマスとは想いが通じて婚約することに・・・。
イギリスにあるトーマスの城に嫁いだイーディス。そして、映像のカラーが一気に変わりましたね。これも演出です。この映画は2つの世界(荒涼なお城があるイギリスと暖かいアメリカ)があり、その間にある“赤”(クリムゾン)がキーワードになってます。
お城に来てから本番・・・という感じで次々と恐怖演出が・・・。ワンちゃんと行動を共にするイーディスに萌えながらも、内心ビクビクしてました(ホラー平気なんですがびっくりします・・・)
中盤くらいでわかってきますが、幽霊はあくまで警告する役目でしか出てきません。これはデルトロ様の幽霊観なのかな。
最近の日本のホラー映画は幽霊が理不尽にばんばん人を呪い殺す(時には物理的に)ものばかりになってしまったのでここは好印象でした。
まぁイーディスが純粋な心の持ち主なので当然ですかね。純粋だからこそ悪い方向に持ってかれちゃいますが・・・。
そして、ラスボスのルシールねーちゃん!!!怖っ!!!幽霊より怖いよあなた!!!
最後は幽霊になったトーマスに助けられ、イーディスがルシールを撲殺して終わり。なんとも悲しいゴシック・ロマンスでしたね~。一番のゴーストは過去に縛られ実の弟を愛してしまったルシールだったというオチですかね
因みにクリムゾンというのは現在は赤い色を示す言葉になっていますが、昔は赤い染料を示していてその原料はなんと昆虫・・・!
コチニールカイガラムシという昆虫で、植物に寄生するそうです。そして、この映画に度々出てくる昆虫が昆虫を捕食する描写・・・。ルシールを象徴してように見えませんか・・・?(考えすぎ?)
それからルシール役のジェシカ・チャステインはデルトロ様総指揮の「MAMA」というホラー映画にも出ているのですが全く違う人に見えます。メイクや髪型もありますが・・・演技派ですね。
ね?(笑)
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全体的な雰囲気や幽霊感は好きでしたが、もう少し内容が欲しかったかなというのが本音です。デルトロ様ということもあり期待し過ぎたかも?
ではこの辺で終わらせていただきます。
ありがとうございました!!

