4月7日
那須シズノ先生が来日され
御釈迦様の生誕をお祝いして
各地から集まった舞手の皆さんと
国宝臼杵石仏にて御奉納舞の時を過ごしました
御奉納舞
ありがたいことに
これまでに何度かこの体験を重ねてきました
非日常であり
自分の源に還るとき
いつになく静寂の中に入る
普段は認識していない自分の声が聞こえる
「私は何も信じていない」
初めてこの存在に気付いたのは
昨年の10月
阿蘇での御奉納舞に参加した時だった
全ての行程を終えてあとはもう帰るだけという時に
大粒の涙がボトっと床に落ちた
「私は何も信じていない」
そう言って
吐くように泣いた
その言葉が自分から出てきたことは
とてもショッキングで
自分に愕然とした
今まで出逢ってきた人たちに申し訳ないような気持ちになった
だけどその日から私は
信じられないことがあってもいいことにした
信じられない時があってもいいことにした
私は信じたかったのだ
自分のことや相手のこと
世界を信頼したいと思っていた
信頼しなければ
そう思っていたんだと思う
信頼しきれない自分を裁いていた
その日からとても楽になったのを覚えている
私、それ全然信じてない
この人の言葉は信頼しない
堂々と信じてないことを自分にゆるした
そして
今回の奉納舞の時も
確かにいた
「私は何も信じていない」
その私と一緒に踊った
静寂の中
その存在を感じて
私の心はざわざわするけれど
ただそのままそこにいる
それが今の私の祈り
大日如来様も
お釈迦様も
かみさまも
私たちの御奉納舞を
いいとか悪いとか
うまくできたとかできなかったとか
そんなことは何もジャッジメントしてないんだろうな
何があろうと
私たちを裁いたりはしない
どんなことになっていようとも
いつもただ私たちの存在をゆるしてくれている
そう信じている私もいて
いつになく肩の力を抜いて御奉納させていただきました
そして
私が今この瞬間に感じられる本当のこともたくさんある
仲間とハートを開いて繋がった時の心地よさ
相手の優しい目線
相手から放たれてくる愛のバイブレーション
私という存在を感じて返してくれる反応の一つ一つ
みんなの美しい涙
時間がかかってもいい
少しずつ
私にとって本当のことを重ねていこう
そう思わせてくれる
魂のホーム
ハートを開いて
目の前の存在とつながりを感じられること
一緒にダンスできること
何度体験しても
それは私にとって
生きている喜び
みんなありがとう♡らぶ♡