ホントは、もっと、UVCファイナルの本編のことを書かないといけないとは思いつつ、裏話を先に書いてしまいます(笑)!
 
 
 
実は、UVCの準備の裏で、大変なことが起こっていたのだ。
 
今回は、準備を万全にするため、前日に準備とリハーサルを行っていた。
そして、やはり足りないものが出てきたため、ひとしきり準備が終わり他のスタッフは撤収し、マジックトシマさんが準備とリハーサルを始めたところで、杉ちゃんをひとり残して私は買い出しに向かっていた。
 
これまでのイベントでは荷物の移動はタクシーを利用していたが、今回は事前の搬入もできることから私が自分の車を出して荷物の搬入をしていた。
そのため、買い出しの際も車に乗って出かけたのだ。
 
買い出しに行ったのは、ディスプレイの延長ケーブル。
向かった先は、虎ノ門の日本財団から一番近い家電量販店のビックカメラ有楽町店。
 
ビックカメラの駐車場には入れなかったこともあって、その先の東京交通会館の地下駐車場に車を止めて買い物に向かったのだ。
 
日本財団に向かったときは、大量に重たい荷物が積まれていたので車が非常に重かった印象があったが、買い出しに向かったときは荷物がなくなって非常に快適に運転できていたため、こんなトラブルが起ころうとは予想もしなかった。
 
 
買い出しを終え、駐車料金の事前清算をして、車に戻って荷物を置き、エンジンをかける。
 
  ん??
  エンジンがかからない!!??
 
セルは回るのだが、エンジンがかからないのだ。
一度落ち着いて、キーを抜いて再度やってみるもののエンジンがかからないのだ。
二度、三度と試してみるが、状況が改善する感じがしないのだ。
 
よくよく見てみると、メーターパネルのところの「自己診断ランプ」が点灯している。
 
これまで何度か、バッテリー切れでエンジンがかからないことはあったのだが、こんな経験は初めてだったのだ。
しかも、2ヶ月前には車検を通したばかりだったのだ。
 
  これはなにごとだ!?
 
と、車のマニュアルを探し、読んでみるものの、原因が分かるはずもなく.....
 
 
その後、保険のロードサービスに連絡をして、40分後に最初のロードサービスの方は来てくれたけれど、地下の駐車場ということもあり、レッカーの車は入れず...
そして、さらに応援の方が来るまで待つことに。
 
その間 2時間。私はひとりでぽつねんと東京交通会館の地下駐車場で過ごすことに。
幸いにして、カバンの中に本があったので退屈はしなかったのだが、翌日のファイナルの準備も完了していない中で、落ち着いて本を読んでいられる心境じゃなかった。
 
結局、有明のディーラー系のサービスセンターに着いたのは事故発生から 3時間経った 21:30。
自宅に帰り着いたのは 4時間後の 22:30。
 
 
ファイナルプレゼンテーションの前日だというのに、とんだトラブルだった。
会場の方は、杉ちゃんが頑張って対応をしてくれたおかげで、かなり順調に準備が進んではいたのだが、精神的にかなり強烈なダメージが残った。
 
 
しかし、ホントに、今回は前日から準備を始めたことが何よりも大きな成果だったと思う。
これが当日に起こっていたら...と思うと、恐ろしくなる。
 
前日から会場をお貸しいただいた日本財団さんには本当に感謝したい。
 
 
 
【後日談】
車の不具合は、イモビライザーの受信機側のアンテナに不具合が起きたことだった。
さすがに 2ヶ月前に車検を通していただけあって、エンジン等には全く問題がなかったことが救いではあるが、「アンテナ部分以外にも不具合がある可能性もあるため、今度同じような不具合が起こった場合は、受信側のコンピュータを交換する必要があるかもしれません。」と言われた。
 
それって、
  出かけた先で突然動かなくなる可能性もあるよ!
って言っているわけで、そんな不安な話をされても困るよ!!