明日は…

自分にとって…特別に嫌な日…。

自分の憧れの人…尊敬してやまない人の肉体が無くなって、灰になり空に還った日…。

そんな日に俺は、新たな歳を刻む。

肉体が新たに作り替えられて…また1つ歳をとる…。

「おめでとう」と言われても…。

嬉しくなんかなかった…。

あの人が、亡くなった歳と同じ歳の今…

後数時間で…あの人の歳を超えてしまう。

でも…1つだけ確信している事がある…。

だから、あの時…彼は俺を助けてくれたのかも知れないと…。

同じ誕生日の人間なんて、5万といるだろうけど…。

自分の肉体が、空に還っり…。

俺は、新たな肉体を作る…。

もしかしたら、彼の1部を俺は貰っているのかも知れない…。

おめでたい発想なのかも知れない。

だけど、だからこそ助けてくれたのだと思うと…。

合点が行く。

だから、どんなに死にたい事があっても…。

自分から命は絶たない様にしてきた。

いや…ただ死ぬ覚悟がないのかも知れない。

死ぬのは怖い。

正直に…。

死ぬのは、まだ怖い。

1度「死」という感覚を味わってはいるけど…。

それでも、死ぬのは怖い。

目の前にいる人達に会えなくなるのは、辛い。


でも、大切な人を大切にしたいと思うのに、傷つけてしまう自分なら…と思う事がある。

俺はまだ、あの頃のまま…。

14歳のクソガキのまま、多分成長していない。

あなたは、俺に何を託したんですか?

やり残した事ってなんですか…?

未だ答えは見つからないまま…

あなたの年齢を越そうとしています…。

hideさん…あなたは俺に、何を託そうとしてくれたのでしょうか?

答えは…まだ…あなたの中にしかありません。