ひぐらしのなく頃に業の最後のコラム
として、私見100%のコラムを書かせて頂きます。
普段のコラムでは、私が思った事と客観的に見た場合の「重なる部分」を抽出して書く事が多いのですが、今回は暴論もいいとこの私見100%で書いてみます!
◯私が考える、ひぐらし業が多数の祭2ユーザーに受け入れられなかった1番の理由◯
まずは祭2について。
実は祭2は初代祭ではなく
「うみねこのなく頃に」をベースにしているんです。
コンテンツとしての部分であったり、ぱっと見のリール配列はもちろん初代祭ですが、演出や法則性は、
ほぼ「うみねこ」なんです。
うみねこから始まり継承した点を具体的に言うと
・ART確定している状態中、中を押せで中段リプ→🍒のパターン有り
・ARTにストーリーがあり、選択可
・ART勝利時ボーナス画面切り替わらずでBIG確定(うみねこはEP8のみ)
・ランプ紫発光
・RB→BBの昇格演出
・RB中の7を狙え
・連続演出中発展先変更
・目押し頻度軽減&世界観表現のためキャラ紹介演出でレア役&ボーナス否定(祭2は🔔フリ&凸熱有り)
等々、他にも沢山あります。
当然、うみねこも初代祭の後継機なので、うみねこ→祭2と継承された際に
元あったひぐらしらしさもちゃんと残っているというワケです。
逆に初代祭からうみねこに継承されずに、祭2で復活した項目は「ひぐらし打ち」以外ほとんどありません。
特に演出面においては
うみねこは初代祭と違い、法則性がしっかりと作られており、法則崩れを強めにし、祭2ではそれを更に色濃くしています。
リール制御面に関しては4ライン機と2ライン機で大きく異なりますし、リール配列や制御も全然別物ですが、
それでもできる限りうみねこに近づける為、
右1st青7滑って上段白7停止でBIG1確という、うみねこの「縁寿ダイブ」や
🍉重複確定目と確定制御があるのもしっかり継承しています。
わざわざリーチ目リプレイを使って中段🍉揃いでBIG確定(うみねこは白同色確定)という制御があるのも、うみねこの影響を強く受けている事の表しだと思います。
つまり祭2は
「なんちゃってうみねこ」
なんです!
祭2をおもしれえ!おもしれえ!言って打ってる方、実はそれ「初代祭の2じゃなくて、実質的なうみねこの2なんです!」
対してひぐらし業はシステムは祭2とまほいくの
ミックスですが、
演出面と制御面はシンプルめな初代祭をモチーフにしています。
初代祭は4ライン機ですが、ほほ1ライン機のような制御をしていますからね。
初代祭には、🔔+BIG成立時に中右と押すと、成立している7が必ず上段にテンパイするという制御がありましたが、
業の左1st上段青7からの共通🔔はBIG確定というのが初代祭に近いですよね。
演出面も初代祭のように全体的に落ち着いてます。
そういう意味では「カレー万歳」してる業のほうが初代祭の後継機種と言えるかもしれませんね。
しかし、業はうみねこの要素をほとんど取っ払っています。
うみねこは初代祭を最強に面白くしてやろうという意欲で作られたパチスロ機です。
勿論、初代祭のチープさやシンプルさが好みの方も多いと思いますし、それはそれで面白さはあります。
しかし、うみねこを打った後に初代祭を打つと、やはり物足りなさを強く感じます。
「祭2がひぐらしの皮を被ったうみねこ」
だったので、業が受け入れられなかった。
強引な言い方ですけど、この違いが受け入れられなかった本当の理由なのではと思っています。
もっと簡単に言うと
祭2−うみねこ=業
と私は言いたいのです。
祭2と業。この2つを比べた時の1番の違いは「うみねこのなく頃に」そのものなんです。
なので、うみねこを打ったことが無い方も、両機種の違いを比べてもらえれば、リール制御以外は
「うみねこのなく頃に」がどんな機種かイメージしてもらえるという意味で、
私は業を良いものさしだとも思っています。
私は過去のうみねこのコラムで
「うみねこがなければ、祭2はこれほどまでに面白い機種にはなっていなかった」
と書きましたが、
まさにこの事を言いたかったんです。
もし、「パチスロうみねこのなく頃に」がリリースされなかったら、
ひぐらし業に近い機種が「祭2」としてホールデビューしていたのではないかと思うと、ひぐらし好きとしては興味深いですよね。
◯今回のコラムであえて祭2とは比較しなかった理由◯
これには2つ理由があります。
・1つは、だちょうとろぴさんとハナシロさんが先にブログ・youtubeに各々アップされた事。
私が同じ事言ってもただの二番煎じでしかないので。
・2つ目は「比べたくなかった」からです。
違いが「うみねこ」だとは早い段階で気がつきました。
そして業が手抜き&時間に切羽詰まっていた事もある程度打っててわかりました。
上記の通りを述べますと、
「祭2」と「うみねこが入ってない祭2」を比べる事になるので、それが凄く嫌でした。
そんなの比べるまでも無いです。
それにうみねこに100点をつけた私が正当な評価ができるかも微妙でしたからね。
そんな「逆うみねこ」な業ですが、コラム構成の時に
粗が多すぎて罵倒文章になってしまったので、
神台と言われる祭2より優れている所だけ比べる事により、良い所が一層際立つ様にしました。
全ては「逆うみねこ」感を出さない為です。
◯まほいくとは比較した事について◯
それでも比較したほうがイメージが湧きやすいので、
そこはまほいくとガッツリ比べました。
祭2と業を比べると各項目毎に9:1もしくは8:2で祭2の方が良いだろうと思う項目が多かったのですが、逆にチープさが好みの方もいるので、そういった書き方は良くないと思い、まほいくを比較対象に選定しました。
まほいくと比べると10:0の比較ができるので、
とても書きやすかったです!
◯それでも業にはホールに残って欲しい理由◯
こちらも理由は2つあります。
・1つ目はスマスロ技術介入機第一弾として、ホールを彩って欲しいからです。
スマスロに技術介入機なんて要らねぇじゃんってなったら、後発機種の居場所がないですからね。
・2つ目はとんでもない事を言いますが、
出るかもしれないうみねこ2の為にユニットをキープいておいて欲しいからです(笑)
今から10年前、
初代祭の影響力が強すぎて、うみねこが出る時に初代祭が減らされ、嫌な顔をするユーザーが結構いました。
結果、初代祭とうみねこが共存するというホールが多かったです。
もし本当にうみねこ2が出たら、祭2好きユーザーが撤去しないで運動をするという、同じ事になると思うので。
スマスロかどうかも、そもそも出るかもわからないですが(笑)
◯オーイズミ側の問題◯
過去の祭2のコラムで書きましたが、
3年に1度は運命分岐型の機種を出して欲しいと願いました。
理由は「こういうことになるからです」
そして、よくも悪くも「ひぐらしのなく頃に」というコンテンツに頼りすぎているかもしれませんね。
祭2は時間をかけただけあり、最高の機種になりましたが、時間をかけ過ぎると内規や規則変更でまた作れなくなる危険性もありますからね。
ファンとしてあえて厳しい言い方をしますが、
オーイズミ側にもこうした問題点はあったと思います。
パクられた被害者であることは間違い無いですし、
もし業がヒットしていたら裁判沙汰になったかもしれませんけどね。
以上となります!
ひぐらし業のコラムなのに、最後はほぼ
うみねこの話になるというとんでもないコラムになってしまいました(笑)
暴論に近く、蛇足かもしれませんが
ひぐらし歴14年の私の目に映った光景を
ありのまま文章にしてみました。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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