「あっ…」
「仕方ないよ、彼女一人では荷が重すぎた」
「でも、彼女も覚悟の上だよ」
「…」
「諦めたらそれまでだ…でも、君なら運命を変えられる」
「避けようのない滅びを、嘆きを、全て君が覆せばいい」
「そのための力が君には備わっているのだから」
「本当なの?私なんかでも、本当に何か出来るの?」
「こんな結末を変えられるの?」
「もちろんさ、だからボクと契約して…」
「魔法少女になってよ!」
「はぁ…夢オチ?」
中学二年生の鹿目まどかは、大好きな家族に囲まれ、普通の日常を暮らす普通の女の子。
親友にも恵まれて、毎日を楽しく過ごしていた。
そんなある日、まどかのクラスに転校生がやって来る。
その転校生の顔を見て、驚くまどか…転校生の暁美ほむらは、夢で見た少女とうり二つだったのだ。
そして、ほむらは、なぜかまどかをにらみつける。
休み時間にクラスメイトと話していたほむらは、突然体調が悪くなったと言い、まどかのもとへ。
「鹿目まどかさん、あなたがこのクラスの保健委員よね」
「えっと…あの…」
「連れてってもらえる?保健室」
初めてのはずなのに、まるで保健室の場所が分かっているように先を進むほむら。
そして、人気のないところに来ると、急にまどかの方を振り返る。
「鹿目まどか、あなたは自分の人生を尊いと思い、家族や友だちを大切にしてる?」
「えっと…私は、大切だよ」
「もしそれが本当なら、今とは違う自分になろうだなんて、絶対に思わないことね」
「さもなければ、全てを失うことになる」
「あなたは、鹿目まどかのままでいればいい…今まで通り、これからも」
ほむらとのことを親友のさやかと仁美に話すまどか。
そして、夢でほむらに似た女の子と会ったことがあることも。
まどかの夢の話を聞いて、笑い飛ばすさやかたち。
だが、もしかしたら過去に会ったことがあって、それで夢に出てきたのかもと。
習い事があるという仁美と別れ、まどかはさやかとCDショップへ。
一方、ほむらは…
「《助けて…助けて、まどか》」
「誰?誰なの?」
「どこにいるの?あなた、誰?」
「ほむらちゃん…」
「そいつから、離れて」
「だって、この子ケガしてる」
「あなたには、関係ない」
「だってこの子、私を呼んでた!」
「聴こえたんだもん、助けて!って」
「そう…」
「えっ」
「まどか!こっち」
消火器を吹き付けて目くらましをし、まどかを連れて逃げるさやか。
何かの力を使い、煙を一瞬で消し去って、まどかたちを追いかけようとするほむらだったが…
「こんな時に…」
「あれ?非常口は?どこよここ!?」
「変だよここ…どんどん道が変わっていく…」
「何かいる!」
「冗談だよね…私、悪い夢でも見てるんだよね?」
化物に囲まれるまどかたちだったが、突如光に包まれて、辺りの化物が消えていく。
「これは…」
「危なかったわね。でも、もう大丈夫」
「あら、キュゥべえを助けてくれたのね。その子は、私の大切な友だちなの」
「私、呼ばれたんです…頭の中に、直接この子の声が…」
「ふ~ん、なるほどね」
「あなたは?」
「そうそう、自己紹介しないとね」
「でも、その前に…」
「ちょっとひと仕事、片付けちゃっていいかしら?」
変身して空中に飛び上がった少女は、空間から無数の銃を出現させ、化物をせん滅する。
そして、異常な空間が元に戻っていく。
![]()
「魔女は逃げたわ。仕留めたいなら、すぐに追いかけなさい」
「今回は、あなたに譲ってあげる」
「私が用があるのは…」
「飲み込みが悪いのね…見逃してあげるって言っているのよ」
「…」
「お互い、余計なトラブルとは無縁でいたいと思わない?」
無言でその場を立ち去るほむら。
「どうもありがとう、ボクの名前はキュゥべえ」
「あなたが、私を呼んだの?」
「そうだよ、鹿目まどか、それと美樹さやか」
「なんで、私たちの名前を?」
「ボク、君たちにお願いがあって来たんだ」
「お、お願い?」
「ボクと契約して、魔法少女になって欲しいんだ!」
不思議な夢を見たあとに小動物を助けて契約を結んで、敵と戦うような王道パターンで行くのかな?と思いきや、今回はまどかが契約して変身することはなく、最初から魔法少女の4人集めちゃいましたね。
しかも、ほむらとマミは、何か険悪なムードだったし…
どうも、ほむらは、まどかを魔法少女にしたくはないみたいで、マミと揉めていそうな様子ですよね。
敵を倒すために仲間を増やしたいと考えるマミやキュゥべえと、魔法少女なんて重い使命を背負うのは、自分たちだけでいいという、ほむらという感じでしょうか?
それとも、魔法少女になることによって、日常を捨てなきゃならない事態になるということなのかな?
ここは、やっぱり虚淵脚本ということで、お気楽に契約して、ただ敵と戦うだけというわけではなさそうですね。
放送前から注目されていた作品でしたが、自分としてはかなり期待が持てる1話目でした。
ただ敵を倒すだけでなく、何か暗いものを感じさせる話の内容や、不気味で不思議な戦闘シーンを演出する画や曲など、やはり組み合せが話題に上がるほどのスタッフが作った作品だなぁと。
そして、この世界に一番あってないキャラデザですが、きっとこれにも何か意味があるのでしょう。
この先、このまま鬱な展開になるのか、それを乗り越えるような希望に満ちた展開になるのか分かりませんね。
もし、まどかたちが契約したら、夢で見た最悪な結末を本当に変えることが出来るのか?
それとも、契約することによって、あの最悪な結末を呼びこんでしまうのか??
いずれにせよ、1話目としてのつかみは十分だったと思います。
◇今日のプチお気に入り!◇
やはり、この夢のシーンが気になりますね。
ほむらが一人で戦っていることや、ほむらにも、まどかが見えているということなど。
そして、現実世界のほむらも、まどかの事を知っていましたし。
かなりここには伏線が隠れていそうですね!![]()
今時ブルマーの学校ってあるのか?
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