カチャリと気ままにドアを開け
オドオドしながらそっと
跨いだ先が10月だとして、、
未練タラタラ振り返りつつ
ぼんやり後ろを眺めたら
まだ濃い目の9月があるかも。
そのさらなる後方には
薄っすら消えかけてる
8月や7月があったはずなのに
実際は都度の分岐も定まらず
境界線も知らぬまま漠然と
カチカチ時間が過ぎ行く秋だ。
ボーダーラインを設定されても
特例で例外なんだと自己申告して
特別扱いされたいのに
私の希望は雨で流れて
僕の欲望は風に散るだけ。
実りの恵みに笑顔が溢れる
嬉しい楽しい10月だというのに
私の日常は盛り上がりに欠け
喜びの広がり方も狭くて弱く
記憶ごと消えそうな現状ばかりだ。
もっとその奥にあったはずの
6月は5月と4月とが
ごっちゃになってしまい
それ以前の出来事は
すでに思い出としても微妙になり
何となく2023年だったか
やっぱり2022年だったかもとか
何かが特別だった気もするけど
まあ、、今は今で今なんだし
どうでもいっかな、、って思えば
涼しく前に進めるもので。
特に今が困る話でなければ
食う寝る起きるヲ繰り返すのみの
秋であっても
10月に入った途端
僕の何かが秋を感じているかのようだ。
タカタカコトカタ動いて回る
コンベア上の惰性的な日々でも
感謝して楽しむしかないのなら
素直に喜びとなりきれない毎日でも
リアルやネットに答えを求めて
寒くなる前に、、
もうひと暴れしたいと願う
その本能が芸術になり食欲になり
運動になる方々は美しいな、凄いな。
仕事の会話では既に
「年明けから……」なんて
内容も笑い話じゃない現実的となり
でもまだ日中は暑くて
でも朝晩は寒さも感じてるし
でも人生はまだ先がありそうで
でも命は短いなんてよく聞くしな。
でもまだ2024年は3か月もあるし
でももう3か月を切った訳だし
でも年齢的には50を超えたオッサンだし
でもまだ還暦までは時間もあるはずだし。
だから気持ちいい季節を大切にして
だから心地よい時期をタラタラしたいし
だから焦ってもしょうがない年齢だし
だからハッタリも通じない中年なので。
期待せず構えず気落ちせず
気負わず競わず格差や落差にも
執着せずってゆうより、、
無感覚の無動な感情が
巷のニュースやネットの情報に
無難な刺激を求めていながら
揺れずブレずに騒がず追わず
求めず倒れず生きている状態でも
秋は秋だし幸いであり
奇跡であり偶然かもしれんけど
必然かもだし流れだと言われても
必要だったと言い切って
歩いているただそれだけでも
でもでもそうでもこうでも。
カチャリと10月のドアを開け
明日の窓も開けて風を入れ
来週の門扉を大きく広げて
来月のドアをまた開ける。
翌々月のドアを開けたら
穢れも汚れも罪も祓って
新しい私に生まれ変る為の
準備を整え清く正しく美しく
明るく元気で朗らかな、、
人々を羨むような眼差しで
僕は僕らしく普通に暗くて
卑しい本性を暈しつつ
淡々と飄々とニタニタしてでも
グダグダとしぶとく生きよう♪
