罪と恥を感じるということ


最近「死」について考える時間が長いです

それは自ら命を絶つ事についてもそう


私は【自殺】を考えたことはありません

【自殺】をする人の心理がわからない


先日セネカの

『死ぬときに後悔しない方法』を読み


「自分の尊厳を保つ為に自死する」

という事を理解しました


ーーーーーーーーーーー


私は学生時代は演劇をしていました

歴だけは長いですが

実際に役を頂いた経験は

比較的少ないです


だから演じる事ができた人物には

思い入れが強いです


私がよく演じていたのは悪役です


主人公と直接対峙する事もあれば

全く関係ない所で

悪い影響を与えている役もありました


その中に

自らが生まれた事自体を

自分で責めて

さらに罪を重ねている人物がいました


何年も前の事なので

少し記憶が曖昧ですが


罪や恥から悪に走る人間の心理について

私の考えの根本にある存在です


私なりに

その舞台をしていた頃の事から

考えた死生観を歌にしました


【自殺】【破壊衝動】

そういったものに対して

その存在を認めて

より良い選択をしていければと思います





ーーーーーーーーーーー


【罪と望み】


僕等が生まれてきた

それ自体が罪だとしたら

今僕たちは死ぬべきなのか


生きることを願う者たちは

罪から逃れて飛び出した


いつか罪を癒して地球を回すよ

僕が生きたいと望んだら

道は開けるよ



僕等が生まれてきた

それ自体が罪だとしたら

今僕たちは死ぬべきなのか


生きることを諦めた者は

全てを破壊することを誓った


いつか罪に潰され地球を壊すよ

僕が破滅しようとも全て壊すよ



僕等が生まれてきた

それ自体が罪だとしたら

今僕たちは死ぬべきなのか


生きることを願う者と

拒む者が出会ったら

罪は壊せる


いつか罪を癒すと信じて生き、死ぬ

僕が生きたいと望んだら

道は示される