御簾越しにしか会えない姫

紫陽花の蕾が開き
薄らとピンクに色づく季節になりました

もうすぐしたら梅雨

そんな風に考えられる風物詩
“紫陽花”

実はこの花
「本当の花ではない」
という事を知っているでしょうか?

今日
母が「花でも生けるか」と
庭から紫陽花を摘んで食卓に飾っておりました

そこで
「そろそろ花がつく頃なんだよな」と
枝ごと引っくり返して“何か”を探していました

「え?花って(ピンク色の)コレではないの?」
と聞くと

「コレも花だけれど、受粉する本物はこっち」と
開いている花の奥にある紫色の蕾を見せてくれました

紫陽花の花は
クリーム→ピンク→青紫
と色が変わるのが楽しいと思っていたら
その部分は仮の姿!?

本物はもう少ししたら
それらの影に潜んで咲くのだそうです

初めて知ってビックリ!!!
自然界の生き残り方は本当にすごいですね

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紫陽花の花の衣は仮姿御簾越しに会う紫の華

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