第7戦で優勝を決定した楽天。
まーくんの頑張り。
そして大リーガーの上原の活躍。
幸せな週末に興奮気味。
寝られないから深夜テレビを付けると
『テンプル・グランディン~自閉症と共に』
映画ではなく10年に歳月をかけてつくられた
ドラマなのだそうだ。
女優の演技に一瞬で魅入られる。
伯母の牧場へ行ったことがきっかけで
周りの変質者あつかいやいじめに負けず
男社会の畜産業界にたった一人
牛の目線にたった
画期的な食肉処理施設を設計。
周りの偏見に負けず実現していく。
クレア・デインズが演ずるテンプルの
演技も大げさでなく自然。
時には激しく時には悲しく。
現実にぶつかっていく。
自閉症が自らの神経発作を鎮めるため
締め付け機を発案。
自閉症はハグが苦手なので
そのハグの代わりの安定だ。
すばらしいのは
締め付け機も
食肉処理施設もいまでも
テンプルの設計のまま使っているということ。
自閉症啓蒙活動と、家畜の権利保護。
生きとし生きるものに対する愛情は
人間も動物も同じ。
幸せに生涯を送るのは食肉牛も同じ。
その間際まで恐怖を感じさせなくさせる。
その権利。
テンプルのスタイル、
ウエスタンスタイルのシャツ。
肩のヨークが素敵。
その胸に牛の形バッジを勲章のように
誇らしげに付ける。
本当のおしゃれってこうよね。
深夜にたった一枚持ってたはずの
ウエスタンシャツを探す。
見つけた時の喜び。
断捨離から逃れてあった。
いい時間を深夜に過ごせて
満足な週末でした。