俳優の香川照之さんが、
来年6月に東京・新橋演舞場で行われる
「六月大歌舞伎」で、
9代目市川中車の名前で
歌舞伎俳優として舞台に立つ。


きっと、血が騒いだんでしょう。
自分に生きる場所・・・・


男の子供が生まれて、
140年にわたって続いた一族を、
自分が継がなくていいものか。
この船に、乗らないわけにはいかない。


父・猿之助、祖父の3代目市川段四郎、
曽祖父である初代市川猿翁の本名にある
「政」の文字を長男につけたのも、
息子と共に歌舞伎の世界に生きようと思えばこそ。


猿之助さんとの親子の疎遠状態は
有名な話で、正直
猿之助さんから、自分の子ではないと言われて
辛いこともあったとおもう。


なんだか、

昨日このニュースをみて
とてもうれしくなった。


大変な事はわかっているけど
冒険していく勇気、
新しいことに挑戦する決意。


風雲児と呼ばれた父の血が、
僕の中にも流れているんですって
言うところに心意気を感じました。


親としても、子としても
素晴らしい。

そして親戚一同弟子一同の

素晴らしさ。


そして、

それを許した浜木綿子さんも

素晴らしい母上です。