昨日、土曜日の昼下がり・・・
お出かけ前に、
テレビのチャンネルを変えたら
『プリンセス・シシー』が放映中。
シシー役のロミー・シュナイダー。
その愛くるしい瞳に動けなくなった。
その後、
第2部作『若き皇后シシー』
第3部作『シシー ある皇后の運命の歳月』と
なんと、プリンセス・シシー3部作が
「国会中継」により時間変更。
『若き皇后シシー』
『シシー ある皇后の運命の歳月』は
今まで観たことがない。
と思ったら、
日本では上映されなかったらしい。
ロミー・シュナイダーの可憐な笑顔。
ヨーロッパの気品漂うお姫さま。
なんて肩の細いこと。
そのまま動けなくなって、
テレビの前に座り込み、
3部作観ちゃった。
夢のような時間が過ぎ、
気が付いたら
夕飯の時間・・・・・
あちゃ~~~~
なにも出来てない・・・・・
アラン・ドロンをトリコにして
ビスコンティ監督の映画にも出演して
「ルードウィッヒ・神々の黄昏」で
エリザーベト役シシーを演じました。
極め付きのシシー役者なんですね。
宝塚歌劇でもトップ娘役もシシー役は
誰でも演じられる役ではないらしい。
43歳という若さで
亡くなったロミー・シュナイダー。
最後の出演作品は
『サン・スーシーの女』だったと思う。
確か観たはずなんだけど、
記憶が戻らない。
思いだしたら・・・・
ユダヤとナチの悲劇的な映画だ。
そして、悲惨な映画。
ナチスによるユダヤ人迫害を描いた映画は
いろいろあったけど。
『カサブランカ』でもそうだったけど、
ナチの将校に身を任して
安全を保証してもらうという構図。
この悲しい性を組み込まないと
ナチは語れないのか・・・と・・・
なんとも嫌な現実だ。
観劇予定の『レ・ミゼラブル』も、
その時代の話だ。
その夜、ニュースでは
砲弾で炎上するリビアが映される。
どうか、
人々が自由に幸せに暮らせますように。
そして言論の自由。
あたりまえのことだけど、
日本って素晴らしいと思う。